【報告】12/11 福祉避難所訓練プロジェクト@栄区

栄区にある地域ケアプラザと障がい者地域活動ホームによる合同防災訓練を実施しました。

福祉避難所訓練プロジェクトとは
福祉避難所は大規模災害が発生した時に、一般の避難所や自宅での避難生活が困難な方のための避難所です。高齢者、障がいのある人、乳幼児、妊産婦、傷病者、内部障がいのある人、難病患者などが要配慮者が対象です。区役所と協定を締結した高齢者施設、障害者施設、地域ケアプラザなどが福祉避難所となります。当団体では、福祉避難所の開設、避難所運営マニュアル作成、避難訓練の評価やアドバイスを行っています。

福祉避難所の解説からスタート
両施設それぞれが栄区と福祉避難所の協定を締結しています。最初に施設の防災委員の方から福祉避難所について説明をしていただきました。当日出勤の全職員約35名が参加しましたが、両施設とも福祉避難所としての訓練は初めてだったため、冒頭でしっかりした共通認識を作っておくことで、より円滑な訓練が期待できました。

3つの訓練
今回は、①福祉避難所情報共有システムの入力、②段ボールベッドとパーテーションの組立、③「福祉避難所」「一般の方は入れません」などの掲示、という3つの訓練を3班で行いました。実際にやってみて多数の職員が福祉避難所開設のイメージを共有できたことは、初回訓練として意義があったと思います。

ご近所付き合いは大切
実際には利用者さんもいる、通常業務も早く再開しないとならない、というところから、ボランティアにお願いできる体制作りも考える必要があります。そのためにも「ご近所付き合いは大切ですね」と所長さんとお話しました。今回の訓練を通して、それぞれの班でまだまだ様々な感想や意見も出てくると思うので、それらを元にステップアップした訓練につなげられることを願っています。

 

 

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