【報告】12/10 東京防災学習セミナー@東京都立川市

立川市のマンションで東京防災学習セミナーを実施しました。

東京防災学習セミナーとは
東京都の主催で、都内の区市町村の自治会やマンションに防災専門家が訪問したり、オンラインで防災に役立つ講義や意見交換を行うセミナーです。全部で11のコースがありますが、そのうち2つのマンション防災のコースは、かながわ311ネットワークの知見のつまったテキストを使用しています。東京都では今年度からマンション防災に一段と力を入れています。

マンションプロフィール
築26年・10階建て・総戸数40戸。高齢者と共稼ぎ家庭が多く、子どもが少ないマンションです。居住者向けに消火・AED訓練を行っているものの、引継ぎがないまま毎年役員が替わるため、何となくで防災訓練をやっているので「災害時に動けるとは思えない」という課題を抱えています。今回は「管理組合で取り組む防災」がテーマでしたが、自助を強化したい、というご要望に、当団体で配布している「マンション向け防災パンフレット」と「自助のチェックシート」をお渡ししました。

熱心な女性参加者たち
女性参加者のみなさんがとても熱心に聞いてくれました。「防災の基本を」との要望に沿って、自助である備蓄、家具固定の啓発と安否確認から始めることをお勧めしました。備蓄はローリングストックなど日々の生活の中でも取り組みやすいことなので、ぜひやっていただきたいです。

防災とコミュニケーション
防災は話し合うことで防災意識が高まり、結果的に災害から身を守ることにつながっていきます。まずは女性参加者のみなさんでどのようなものを用意したか、どんな防災対策を考えているか・やったのかなど情報交換から始めてみてください。小規模のマンションなのでコミュニケーションは取りやすいと思います。前に進みますように!

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