【報告】12/9 横浜市防災・減災推進研修<支援編>@緑区

緑区にあるマンションで、支援編研修でした。

支援編とは
地震火災や風水害の備えなど、地域特性に応じた防災活動について、依頼先の自治会やマンションに直接訪問して支援する研修です。地域における被害想定や基本的な災害への備えに伴う自助・共助の取り組みの他、風水害への備え、地震火災への備え、マンション防災、災害時のケーススタディー・地域の危険性の把握等のグループワーク)の4つのテーマから必要なものを選んで学ぶことができます。

マンションプロフィール
築53年・11階建て・総戸数209戸のマンションです。数年前に自治会加入が任意性となったことを機に防災委員会が解散、それまで行われていた防災訓練もなくなってしまいました。理事会がマンション防災マニュアルを作成したものの、全く活用されていません。しかし近年の地震多発による不安を感じて、築50年を超える高層マンションにおける防災対策に取り組みたいと今回のご依頼になりました。

まずは自助
居住者は高齢者が多く、一人では移動できない方も多いとのこと。まずは防災の基本である自助から整えていただきたいと日頃の備えについてお伝えしました。室内の安全確認と対策、そして備蓄。ここがスタートです。特にマンション居住者は在宅避難が前提になるので、必ず各自で取り組んでいただきたいところです。

防災委員会の組織作りに向けて
管理組合の活動についても説明をしました。現在の防災担当理事が理事退任後も組織に残って活動するとのことなので、理事会と自治会の共同による組織ができれば今後発展的に活動が進むと思われます。一人では移動できない方も多いのであれば、災害時要援護者がいるということなので、防災組織を作りながらそちらも対策を考えていきましょう。

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