【報告】11/5 横浜市防災・減災推進研修<支援編>@青葉区

青葉区にある自治会で、昨年に続き2回目の支援編研修です。

支援編とは
地震火災や風水害の備えなど、地域特性に応じた防災活動について、依頼先の自治会やマンションに直接訪問して支援する研修です。地域における被害想定や基本的な災害への備えに伴う自助・共助の取り組みに加え、①風水害への備え、②地震火災への備え、③マンション防災、④グループワーク(災害時のケーススタディー、地域の危険性の把握等)の4つのテーマから必要なものを3つまで選んで学ぶことができます。

自治会プロフィール
250戸から成る自治会です。防災体制も整っており、防災マニュアル・安否確認ルールも決められており、防災訓練も行っています。昨年度の研修で東京直下地震が発生した場合、停電が1ヶ月以上続くとお伝えしたため「今年は停電に備えたい。停電発生時の対応方法を教えて欲しい」と今回のご依頼につながり、安否確認訓練後の研修になりました。

「防災知識の定着」が課題
自治会役員と班長の18名が参加されました。役員のみなさんは長年継続して担当されている方が多く、市や区の研修にも参加しているのでとても豊富な防災知識をお持ちです。ただ班長は入れ替わりのため、中には防災知識があまりない方も。そのばらつきがいざという時にどう影響するか…というところ。これは役員の方も懸念されていました。

研修をきっかけに
班長のみなさんに注目しながら地震発生の可能性を説明し、緊急性があることをご理解いただきました。自治会の防災マニュアルはすでに作成されているので、防災知識を定着させるためにも継続した訓練を行うことが今後重要になるでしょう。せっかくの防災研修ですから、防災の先輩でもある役員のみなさんが、うまく班長のみなさんを導いていくきっかけになれば幸いです。

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