【報告】10/29 横浜市防災・減災推進研修<支援編>@神奈川区

神奈川区にあるマンションでの支援編研修報告です。

支援編とは
地震火災や風水害の備えなど、地域特性に応じた防災活動について、依頼先の自治会やマンションに直接訪問して支援する研修です。地域における被害想定や基本的な災害への備えに伴う自助・共助の取り組みの他、風水害への備え、地震火災への備え、マンション防災、災害時のケーススタディー・地域の危険性の把握等のグループワーク)の4つのテーマから必要なものを選んで学ぶことができます。

マンションプロフィール
築22年・14階建て・総戸数245戸のマンションで、地震対策マニュアルはすでに用意してあります。実は支援編で訪問するのは今回が3回目。毎回みなさんとても熱心に耳を傾けてくれます。

小さいゴミ置き場
今回の訪問で世帯数に対してゴミ置き場が小さいことに気づきました。災害が発生したら厳重なゴミの管理をしないと様々な問題が起こる可能性があります。その件についてもみなさんにお伝えしました。

水害事故からの学び
こちらのマンションでは20年前に内水氾濫による浸水事故が起きていました。この事故をみなさんに思い出してもらい、水害対策の必要性と重要性を改めて認識していただきました。同時に自治会と管理組合との協力体制がまだまだ不十分であることが浮き彫りになりました。自治会はしっかりとした組織になっているので、今後は管理組合との協力体制をどう強化していくのか、また水害対策を検討することが今後の課題になりそうです。

分譲マンションの管理組合の役割
防災の情報は、区役所から自治会というルートで伝わることが多いので、自治会のあるマンションでは、防災は自治会任せになりがちです。ですが分譲マンションの管理組合は建物管理の責任者です。ゴミ置場の管理、排水制限など管理組合の権限で行う災害対策であることを忘れないようにしましょう。

 

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