【報告】10/28 マンション防災情報交換会@戸塚区

戸塚区でマンション防災アドバイザーとして防災研修を行いました。

マンション防災アドバイザーとは
戸塚区によるマンション防災の取り組みの一つで、「防災マニュアルの作成の仕方がわからない」「防災訓練の企画をしたい」「地域防災拠点とどうやって連携すればいいかわからない」「そもそも何から始めればいいのかわからない」といったお悩みのあるマンションに、防災の専門知識を有する「マンション防災アドバイザー」を派遣する制度です。当団体は戸塚区役所からの認定を受けて、マンション管理組合、マンションを含む自治会・町内会、マンション管理会社を対象にご要望に沿った防災研修を行なっています。

研修の特徴
戸塚区で初めての試みとなる情報交換会で、当日の飛込参加も含め計24団体36名が参加しました。参加者はこれから組織を立ち上げ防災対策を進めていくマンション、マニュアルを完備し訓練を行っているマンション、情報交換ではなくお困りごとの答えを聞きたいマンションなど様々でした。事前にマンション防災の基本動画を観ていただき、研修は「地域防災拠点とマンションの連携」に絞って短くし、2つのマンションの事例発表を聞いていただきました。この日のメインはグループワークです。マンションの規模や環境の近いマンションでグループを組みました。

グループワークでのお題
グループワークでは次の点について話し合ってもらいました。

    1. 地域防災拠点と連携する上で必要なこと
      • 必要な物資
      • 必要な情報
      • どういう取り組みをしていくべきか
 2. 住民の防災意識を高める取り組み
    • 効果的だった参加者が実際にした取り組み
    • 課題を感じているところ
    • それに対する解決策

「地域防災拠点がどのようなもので、何があり、そもそも何?」という方もおられました。いままで防災の啓発から距離のあったマンションも参加してくださったことが大きな成果だと思います。成果を持ち帰っていただきやすくするために、同一マンションから複数人参加していただくようにお願いしてありました。防災の取り組みが進んでいる先輩マンションからのアドバイス、優れた実践事例やアイデアもあり、できないと思われることでも工夫を凝らして行っている実例を知ることで、自分たちのマンションでも活かせるという実用的な場になったのではないでしょうか。課題解決のお手伝いには、マンション防災アドバイザー派遣制度を利用してください。

地域連携につながっていく
みなさんからも「楽しかった」という声が聞かれました。飛び込みで参加された方からは「得た情報が多かったので参加させてもらえて良かったです」とのコメントをいただきました。また「隣のマンション同士が初めて顔を合わせていい機会になった。どうつながっていいか分からなかったので、これからいろいろ情報交換していきます」というコメントもいただき、とてもいい場になりました。

来年度以降もぜひ継続して開催できればと願っています。マンションが集まる場は皆さん熱い!

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