【報告】2/4 地域防災アドバイザー@戸塚区

1月に続いて、戸塚区の町内会を訪問しました。この町内会への訪問は、今年度3回目となります。

戸塚区地域防災アドバイザーとは

地域が抱える防災に関する課題の解決を支援するため、自治会町内会・地区連合町内会・地域防災拠点運営委員会・マンション管理組合による下記のような防災検討会や防災訓練の場などに、防災の専門知識を有する「地域防災アドバイザー」を派遣する戸塚区の事業です。1団体につき1年間に最大5回まで申請できるため、課題解決に向け具体的に進めることができます。

①防災マニュアルの作成
②在宅避難をするうえで必要な取組の整理
③防災訓練の企画・実施・振り返り
④地域防災拠点の開設・運営に向けた取り組み
⑤災害時要援護者支援に関する取り組み
⑥女性の視点を活かした地震防災対策

町内会プロフィール

約3,000世帯から成る町内会です。大型マンションも所属しています。古くから居住する高齢世帯も多いですが、若い世代を中心とした住宅エリアもあります。地域防災拠点での訓練にも参加しています。

研修の振り返りを次の手順へ

地域の防災部会に参加し、先日実施した班長研修の振り返りと、地域に合った安否確認手順の検討を行いました。

班長研修では、「地域に適した安否確認を考える」ことをテーマに、参加者がワークシートに意見や気づきを書き込みました。今回の部会では、その付箋の内容を文字起こししたものと、AIを活用して整理した資料が振り返りの材料として提示されました。

研修で出された意見をもとに話し合うことで、単なる感想の共有に留まらず、次の訓練や手順づくりにつなげる具体的な検討が進められました。

地域に合った安否確認を探る

安否確認の手順については、地域の実情に合わせて、無理なく取り組める方法を考えることが重要です。

マンションについては、建物内の安否確認方法は、基本的に各マンションの管理組合等に委ねる形でよいと考えられます。一方で、町内会加入者が少ないマンションは、すぐに安否確認の対象に含めるのではなく、まずは管理組合と防災への取り組みや町内会との関わり方についてすり合わせることが先決です。

町内会に加入していない場合でも、災害時には安否確認結果、行政情報、支援物資の受け渡しなどについて、地域防災拠点との連携が必要になる可能性があります。そのため、地域との関係づくりをどのように進めるかも、今後の検討課題となりました。

まず決めて、やってみて、見直す

次年度の安否確認訓練については、最初から完成した手順を作るのではなく、まずは暫定的な確認方法を決め、実際に班単位で試してみる進め方が考えられます。

一定の期間を設けて各班で安否確認を実施し、その結果を集計します。そのうえで、実際にやってみて分かった課題や気づきを共有し、確認方法を見直していく流れをお伝えしました。

また、次年度は町内会向けのLINEツールの導入も予定されており、安否確認に活用できる可能性についても検討していくことになりました。

今後は、春の班長交代後に新班長へ安否確認手順を説明し、班ごとの確認訓練を進める予定です。その後、集計訓練と班長研修を行い、各班の気づきをもとに、より実効性のある安否確認手順へと見直していくことが期待されます。