昨年11月と今年2月に認定アドバイザーとして訪問したマンションです。引き続き防災向上力マンション認定取得を目指すべく、7月に続き今年度2回目の訪問になります。
よこはま防災力向上マンション認定制度アドバイザーとは
横浜市は「よこはま防災力向上マンション認定」の取得を目指す管理組合等を支援するために、マンションの防災対策に関する知識や経験を持つ専門家団体など「マンション防災アドバイザー」を派遣しています。この認定制度は、新築・既存、分譲・賃貸に関わらず、防災対策を実施している全てのマンション(共同住宅)を対象に、災害に強いマンション形成と周辺地域を含めた防災力向上を図るためのものです。
認定内容は…
①ソフト認定:防災活動などを実施しているマンション
②ハード認定:建物全体の対策を実施しているマンション
③ソフト+(プラス)認定・ハード+(プラス)認定:①②に加えて地域との連携が図られているマンション
認定を取得したマンションにはエントランス等に掲示できる認定証が交付され、認定内容は横浜市のホームページで公表されます。
マンションプロフィール
築9年・7階建て・総戸数97戸のマンションです。防災備蓄倉庫はありますが、入居当初に管理会社が作成した防災マニュアルは形骸化している状態。初年度以外は防災訓練も実施されていません。しかし、よこはま防災力向上マンション認定を目指すべく、組織作り、実情に即した防災マニュアル改定など申請に向けて取り組もうとしています。
2種類のマニュアルについて検討
防災マニュアルと一言で言っても、対策本部用のマニュアル、居住者向けのマニュアルなど複数あります。これはそれぞれの役割が異なるためです。まず対策本部用のマニュアルについては、認定制度に必要な項目を確認しました。その上で、修正箇所を指摘し、どのように改訂をしたらより良いものになるか提案しました。居住者向けについても同様で、どのような内容が必要か改めて説明し改訂案を示しました。
防災訓練の検討
ある程度防災マニュアルが決まってきたら、それに基づいて防災訓練を行うことが望ましいです。防災マニュアルを作る→防災訓練を行う→気づきや改善点を防災マニュアルに反映する→防災訓練を行う、というサイクルを繰り返すことで、より良い防災マニュアルになっていくのと同時に、そこに関わる人たちの防災意識・防災力が向上するからです。そしてそれはマンションの防災力向上に直結します。
こちらのマンションでは、過去にどのような防災訓練を行なったかを振り返り、安否確認マグネットの購入を検討したり、災害対策本部活動の実施について検討しました。
まだまだ先は長いですが、少しずつ形になっていくと同時に、みなさんの防災力も少しずつ上がっていることを実感していただけると期待しています。


