昨年9月と今年2月に認定アドバイザーとして訪問したマンションです。引き続き防災向上力マンション認定取得を目指すべく、今年度もご依頼いただきました。
よこはま防災力向上マンション認定制度アドバイザーとは
横浜市は「よこはま防災力向上マンション認定」の取得を目指す管理組合等を支援するために、マンションの防災対策に関する知識や経験を持つ専門家団体など「マンション防災アドバイザー」を派遣しています。この認定制度は、新築・既存、分譲・賃貸に関わらず、防災対策を実施している全てのマンション(共同住宅)を対象に、災害に強いマンション形成と周辺地域を含めた防災力向上を図るためのものです。
認定内容は…
①ソフト認定:防災活動などを実施しているマンション
②ハード認定:建物全体の対策を実施しているマンション
③ソフト+(プラス)認定・ハード+(プラス)認定:①②に加えて地域との連携が図られているマンション
認定を取得したマンションにはエントランス等に掲示できる認定証が交付され、認定内容は横浜市のホームページで公表されます。
マンションプロフィール
築9年・7階建て・総戸数97戸のマンションです。防災備蓄倉庫はありますが、入居当初に管理会社が作成した防災マニュアルは形骸化している状態。初年度以外は防災訓練も実施されていません。しかし、よこはま防災力向上マンション認定を目指すべく、組織作り、実情に即した防災マニュアル改定など申請に向けて取り組もうとしています。
一番の課題である防災マニュアルの作成を中心に
過去に管理会社から提案のあったマニュアルを基本として、マンション独自のルールなどを追記・編集する形でマニュアルを作成されたとのこと。ゼロから作り上げるが大変であれば、ベースになるマニュアルにお住まいのマンションに合わせて足したり、引いたりするというのも 一つのやり方です。そのため、確認したいところ、疑問点などについて話し合いながら修正や追記をして、独自のカラーを持ったマニュアルに作り上げていきました。
質問や検討したことは多数!
資機材・備蓄品の追加購入、水害を想定した水のうの準備、居住者の水・食料・トイレパックの備蓄の考え方といった事前の備え、居住者をブロック毎に分けて班長を置く構成、本部の人員構成の考え方、災害対策本部の運営方法といった体制作り、発災後の安否確認の方法や閉じ込め・ドアの開閉困難の対応といった人命に関すること、など多岐にわたりました。
時系列で考える
列挙してみると非常に多くの事柄が「防災」に入ってきますが、発災後、発災後から数時間、数日という時間の流れで考えると整理もしやすしいですし、理解もしやすいと思います。防災訓練はその一例で、発災→自分の身の安全を確保→安全に避難など一連の流れとしてどう行動するかを考えるといいかと思います。そして実践・検証して、反省点や改善点を踏まえてブラッシュアップ、そしてまた実践と検証を繰り返すことで、時間の流れとともにより効果的でスムーズな対応へとつながっていきます。


