栄区にある町内連合会で開催された防災シンポジウムにて、防災講演を行いました。
地域の災害リスクを、自分ごとに
当初予定されていた防災イベントが中止となり、地域住民を対象とした防災シンポジウムが開催されることになり、約30分の講演を担当しました。
シンポジウムでは、事前に住民から集めた防災アンケートの結果が紹介されたほか、各自治会や地域防災拠点運営委員会から、日頃の取り組みについて報告がありました。
アンケートでは、行政への要望として「仮設住宅の早期建設」が最も多く挙げられていました。一方、この地域は、建物に大きな被害がなければ在宅避難を続けられる可能性が比較的高い地域です。まずは災害時に自宅や地域で何が起こるのかを具体的に想像し、自分や家族に必要な備えを考えることの大切さを伝えました。
支援の第一歩は、身近な声かけから
支援を必要とする方への対応は、最初から複雑な仕組みを整えようとするのではなく、まずは顔の見える関係をつくり、災害時に声をかけ合うところから始めることができます。
行政の担当者からは、支援を必要とする方の登録や、支援を担う方の確保に苦慮しているという話もありました。登録したら大きな責任を負わなければならないと感じると、参加のハードルが高くなります。
「できる範囲で声をかける」「無事かどうかを確認する」など、無理なく始められる役割を示すことが大切です。最初の一歩をできるだけ小さくすることで、地域の中に協力者を少しずつ増やし、支え合いの輪を広げていくことにつながります。


