マンション防災アドバイザーとして戸塚区にあるマンションを訪問しました。2年前にマンション防災出前講座を行ったため、実質2回目の訪問となります。
戸塚区マンション防災アドバイザーとは
戸塚区によるマンション防災の取り組みの一つで、
「防災マニュアルの作成の仕方がわからない」
「防災訓練の企画をしたい」
「地域防災拠点とどうやって連携すればいいかわからない」「そもそも何から始めればいいのかわからない」
といったお悩みのあるマンションに、防災の専門知識を有する「マンション防災アドバイザー」を派遣する制度です。
当団体は戸塚区役所からの認定を受けて、マンション管理組合、マンションを含む町内会・自治会、マンション管理会社を対象にご要望に沿った防災研修を行なっています。事前に「マンション防災担当者のための防災講座基礎編」の動画を視聴した上で、研修を受けることをお勧めしています。
マンションプロフィール
築27年・7階建6棟・総戸数289戸のマンションです。防災体制、安否確認ルールはあり、防災訓練は年3回以上行っています。防災マニュアルについては計画中です。これまで「発災時は避難所に行けば何とかなる」と考えていましたが、良くてもせいぜい2教室分ぐらいしか割当てがないと聞き不安になっていたところ、2年前の研修で「在宅避難」の話を聞き、マンション住民のみなさんにも在宅避難の考え方を学んで欲しいとのご依頼です。また在宅避難を想定した防災備品についても自治会で検討したいとのことです。
在宅避難と備蓄をテーマに
講話1時間・質疑応答30分というご依頼だったため、少々駆け足になりつつもマンション防災の基本をお伝えしました。質疑応答では、避難リュックの適切な保管場所、カセットボンベの備蓄や量・使用期限、携帯トイレの備蓄と保管といった自助中心のものになりました。
また、自治会長の方からこちらのマンションでは自助は各家庭で行うことを徹底したいため「マンションとして水・食料の備蓄は行わない認識」という説明もあり、住民のみなさんそれぞれで危機感を持って備えていただえければ幸いです。
管理組合との連携を
ご依頼は自治会長の方からで、現時点で自治会と管理組合の連携はないそうです。マンション防災は自治会だけで対応できる場面ばかりではないということを、研修を通じて参加された居住者のみなさんにもご理解いただけたことは、大きな一歩になったと思います。
「初動マニュアルを作りたい」とのご要望や、当団体の「マンション防災オンライン講座を受講したい」とのお話もあり、今後も引き続き支援をすることになりそうです。


