【報告】7/5 地域防災アドバイザー@戸塚区

地域防災アドバイザーとして、戸塚区のマンションを訪問しました。2023年からほぼ毎年支援しているマンションです。

戸塚区地域防災アドバイザーとは

地域が抱える防災に関する課題の解決を支援するため、自治会町内会・地区連合町内会・地域防災拠点運営委員会・マンション管理組合による下記のような防災検討会や防災訓練の場などに、防災の専門知識を有する「地域防災アドバイザー」を派遣する戸塚区の事業です。1団体につき1年間に最大5回まで申請できるため、課題解決に向け具体的に進めることができます。

①防災マニュアルの作成
②在宅避難をするうえで必要な取組の整理
③防災訓練の企画・実施・振り返り
④地域防災拠点の開設・運営に向けた取り組み
⑤災害時要援護者支援に関する取り組み
⑥女性の視点を活かした地震防災対策

マンションプロフィール

築42年・5階建・総戸数49戸のマンションです。最寄駅まではバス移動になりますが、目の前にバス停があり、最寄駅まで5分ほどの距離です。買い物施設が周辺にあります。防災マニュアルはありませんが、防災訓練は毎年行っています。

安否確認を、住民全体の共通ルールに

前半は、約20名が参加した防災訓練を見学させていただきました。はじめに、各住戸の安否確認を行いました。無事であることを示すタオルを玄関扉のドアノブに縛る方法を採用し、全48戸のうち43戸で掲出を確認しました。

大規模災害時には、居住者一人ひとりに声をかけて安否を確認することが難しいため、外から見て無事が分かる仕組みは、確認作業の負担軽減や救助が必要な住戸の早期把握につながります。訓練を通して、タオルを掲出する手順と、その意味を住民同士で共有しました。

マンホールトイレを、実際に組み立ててみる

続いて、マンホールトイレの設置実演を行い、敷地内の設置場所や組み立て方を確認しました。このマンションには、雨水を利用するための200リットルタンクも設置されています。

災害時のトイレ対策は、設備を備えるだけでなく、誰が、いつ、どのように設置し、使用後にどう管理するかを事前に確認しておくことが重要です。実際に設置する様子を見ることで、災害時の利用方法や必要な役割を具体的にイメージできる訓練となりました。

備品から一歩先へ、動ける仕組みを整える

後半の防災研修を担当しました。在宅避難や防災備品、防災マニュアルの必要性、発災直後の行動を整理したアクションシートについて説明しました。参加者からは、災害時のトイレ、水道、ガスの使用再開や、近隣自治体の医療機関の利用について、具体的な質問が寄せられました。

参加者の防災意識は高く、今後は防災マニュアルの作成も検討されています。今後も自治体のアドバイザー派遣制度を活用し、マンションの状況に合った行動手順を整えていくことを提案しました。

防災の取り組みを、少しずつ進めているマンションです。このまま続けていただけると嬉しいです。

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