西区にあるマンションへ、12月に続いて5回目の訪問、今年度最終回です。
よこはま防災力向上マンション認定制度アドバイザーとは
横浜市では、新築・既存、分譲・賃貸に関わらず、すべてのマンション(共同住宅)を対象に、災害に強いマンションの形成と周辺地域を含めた防災力の向上を図るため、防災対策を実施しているマンションを「よこはま防災力向上マンション」として認定しています。認定取得を目指す管理組合等を支援するため、マンションの防災対策に関する知識や経験を持つ専門家団体等「マンション防災アドバイザー」を派遣しています。
認定内容は…
①ソフト認定:防災活動などを実施しているマンション
②ハード認定:建物全体の対策を実施しているマンション
③ソフト+(プラス)認定・ハード+(プラス)認定:①②に加えて地域との連携が図られているマンション
認定を取得したマンションにはエントランス等に掲示できる認定証が交付され、認定内容は横浜市のホームページで公表されます。
マンションプロフィール
築4年・11階建2棟・総戸数262戸のマンションです。管理組合で防災対策検討委員会を結成し活動し始めたものの、防災対策の具体化作業が停滞しているのが悩みです。そのため組織・防災計画・備蓄など具体化したいと思っているものの、防災対策検討委員会の活動内容が未定です。まずは防災マニュアル作りを優先しつつ、非常時にも活動できる体制も作りながら、認定取得を目指しています。
地域防災拠点訓練と町の防災組織
地域防災拠点訓練に参加されたとのことで、そこから気づいたことをお話ししていただきました。やはり、家族分の避難スペースは狭いので在宅避難を推奨することが大事と実感されたようです。また、町の防災組織として自治会の申請を検討されているようですが、単独の自治会ではないので管理組合として組織を認めてくれるのかどうかを区の総務課に相談をするように勧めました。
防災資機材と予算
「無線機のデモ機を借りたので実際に試したい」という要望があり、マンションの複数箇所で試したところクリアに交信できたので2台購入することが決まりました。また、発電機、ソーラーパネルの他、地域防災拠点と同じ投光器の購入も検討しているとのころ。いずれも今期購入分については予算との兼ね合いが、来年購入予定のものは予算化が必要です。
今後の活動は
作成を頼んでいた居住者用マニュアルが納品されたため、総会資料と安否確認マグネットと合わせて配布することになりました。配布後はあまり時間をおかずに、安否確認訓練を行います。また、次期理事全員を対象とした防災研修や防災マニュアル作成のためのワークショップ受講なども予定することになりました。
今年度のアドバイザー派遣は今回で終了となりましたが、防災マニュアルの骨格づくりや安否確認の方法検討、資機材の整備が行えるなど目に見える成果がありました。
次年度もアドバイザー派遣を希望されているため、もしご依頼があればグループワークを通じて防災マニュアルの完成を目指したいです。


