【報告】1/13 マンション防災アドバイザー@戸塚区

マンション防災アドバイザーとして戸塚区のマンションを訪問しました。

戸塚区マンション防災アドバイザーとは
戸塚区によるマンション防災の取り組みの一つで、
「防災マニュアルの作成の仕方がわからない」
「防災訓練の企画をしたい」
「地域防災拠点とどうやって連携すればいいかわからない」「そもそも何から始めればいいのかわからない」
といったお悩みのあるマンションに、防災の専門知識を有する「マンション防災アドバイザー」を派遣する制度です。

当団体は戸塚区役所からの認定を受けて、マンション管理組合、マンションを含む町内会・自治会、マンション管理会社を対象にご要望に沿った防災研修を行なっています。事前に「マンション防災担当者のための防災講座基礎編」の動画を視聴した上で、研修を受けることをお勧めしています。

マンションプロフィール
築44年・5階建・総戸数145戸のマンションです。防災マニュアルはありますが、防災体制や防災マニュアル、安否確認ルールはありません。賃借住民が多く居住者間のつながりが希薄であること、また居住者の高齢化が進んでいる中で防災意識をどう向上させ、災害時に対応させていくか考えています。戸塚区役所から防災に関する情報を得た流れで今回の研修依頼になりました。

浸水害の経験あり
マンション住民の年齢層が高いと伺っていましたが、参加者の年齢層も高めでした。その分、長年このマンションの居住している方が多く、実際に台風による河川氾濫による床上浸水などの浸水害を経験した方々から生々しい体験談を聞かせていただく機会となりました。もちろん研修ではマンション周辺の災害リスクについて説明をするのですが、実体験が聞けると災害リスクをより強く意識して防災対策へとつながるので、とても貴重な時間となりました。

防災意識は高いけれど、防災活動の方向性が分からない
参加されたみなさんの防災意識はとても高く、質問や参加者同士、管理会社との意見交換も活発でした。しかし自治会がないため、マンションとして防災活動をどう行っていくかの方向性が分からないという状態です。

また、地域防災拠点とのつながりがなく、管理会社との関係性も薄い様子が伺えました。役員交代が頻繁に行われるため引き継ぎもうまく行われておらず、防災マニュアルの存在を住民が知らないという実態も明らかになりました。防災マニュアルの存在がわかったということも、今回の研修の成果の一つかもしれません。

方向性が見え始めた、この熱が冷めないうちに
今回も含め計3回の支援を行なっていきます。浸水害の実体験、防災マニュアルの存在発覚で、防災の意識がより高まり、進むべき方向がうっすらと見え始めたこの状態で、防災体制を作るための一歩を踏み出して欲しいです。

またこちらのマンションの特徴として賃貸の住民も多いということがあります。賃貸住民の総会への出席率も低いことも、防災活動の障壁になっているようなので、今後の活動の経緯に注目したいと思います。

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