戸塚区でマンション防災アドバイザーとしてマンション防災情報交換会をサポートしました。この情報交換会は昨年につづき2回目の開催となります。
マンション防災アドバイザーとは
戸塚区によるマンション防災の取り組みの一つで、
「防災マニュアルの作成の仕方がわからない」
「防災訓練の企画をしたい」
「地域防災拠点とどうやって連携すればいいかわからない」
「そもそも何から始めればいいのかわからない」
といったお悩みのあるマンションに、防災の専門知識を有する「マンション防災アドバイザー」を派遣する制度です。当団体は戸塚区役所からの認定を受けて、マンション管理組合、マンションを含む町内会・自治会、マンション管理会社を対象にご要望に沿った防災研修を行なっています。
研修の特徴
戸塚区で2回目となるマンション防災に特化した情報交換会で、区内の25マンションから35名が参加しました。参加者はこれから組織を立ち上げ防災対策を進めていくマンション、マニュアルを完備し訓練を行っているマンション、情報交換ではなくお困りごとの答えを聞きたいマンションなど様々です。メインは「地域防災拠点とマンションの連携」がテーマのグループワークで、マンションの規模や環境の近いマンションでグループを組んでの意見交換を行いました。
グループワークでのお題
グループワークでは次の点について話し合ってもらいました。
- 地域防災拠点との連携
- 住民の要望の収集方法
- 地域防災拠点への伝達、物資の運搬方法
- 住民の意識を高める取り組み、防災訓練など
- 組織が平時からすべきこと
- 組織の体制はどういう形が理想か
- 組織の作り方

違うマンションでの組み合わせ
対策が進んでいてよこはま防災力向上マンション認定を受けた先輩マンションと、防災拠点についてまで考える段階になく何も手がつけられていない後輩マンションの差が大きく、意見を出し合うというより「お互いに参考にさせてもらう」という雰囲気のグループもありました。
防災組織の作り方や日頃からの活動については、実際にどうやったかのそれぞれ紹介をしていただいた後、ある程度の意見交換はできたのですが、防災組織というより自治会としての活動の話になってしまい、それを防災にどう結びつけていただくか苦労したグループもありました。対策の進み方に差がありすぎるとなかなか難しいグループワークです。
しかし先輩マンションと後輩マンションそれぞれが求めるものは合致
別グループでは、これから取り組みたい後輩マンションはすでに取り組んでいる先輩マンションの取り組みやきっかけ、とっかかりなど実例を知りたい、先輩マンションは自分たちの取り組みを伝えたいという思いも感じられました。地域防災拠点や防災組織というテーマからは外れがちにはなりましたが、これもまた貴重な場かとも思いました。
行政の意図とマンションの求めるもの
行政としては地域防災拠点との連携に力を入れたいという意図があると思いますが、例えば、どこのマンションでも共通の課題になる災害時のトイレ、安否確認といったテーマで、先輩マンション・後輩マンションが交流・情報共有できる場があるといいなと実感しました。

それにしてもみなさん、マンション防災の話になるととても熱い!「時間が短くて物足りなかった」「もっと深く議論したかった」というご意見をたくさんいただきました。
これは今後の課題として当団体でも検討していきたいと思います。


