都筑区にあるマンションにて支援編研修を行いました。
支援編とは
「よこはま防災研修」の1つ。支援編は地震火災や風水害の備えなど、地域特性に応じた防災活動について、依頼先の自治会やマンション、地域防災拠点に直接訪問して支援する研修です。地域における被害想定や基本的な災害への備えに伴う自助・共助の取り組みの他、①風水害への備え、②地震火災への備え、③マンション防災、④災害時のケーススタディー・地域の危険性の把握等のグループワークの4つのテーマから必要なものを選んで学ぶことができます。
マンションプロフィール
築25年・5〜14階建・総戸数764戸のマンションです。防災体制や防災マニュアルはありますが、現在、マンション独自の防災訓練を計画しています。安否確認マグネットを使った安否確認ルールはあるものの、掲示の基準や運用が決まっていないため、そのルールに基づいた安否確認訓練を10年以上行なっていません。東日本大震災の時にはほとんど被害もなく停電も起きなかったこと、コロナ禍以降防災訓練を行なっていないことから、防災委員による防災対応力の伝承が途絶えてしまっていること、居住者の防災意識の低下を懸念しています。
参加者はたった6人、おまけに少々(?)ネガティブ
マンション住民の防災意識が低いと嘆いておられましたが、当日は欠席者もあり参加者6人での開催。マンション全体の防災意識の低さを実感しました。「高齢でどうせ死ぬのだから地震対策はいらない」と言う居住者もいるらしく、そんな中でどうやって一人でも多くの住民に防災訓練に参加してもらうか、マンション理事会の防災担当者の方がとても困っておられました。
また「安否確認というが、どこまでする必要があるのか」「安否確認で救助要請になっていても、怪我している人を助けても何もできないし…」「富士山が噴火したら、どうしたらいいのか…」と参加者のみなさん。なかなか強い不安をお持ちだと感じました。
とはいえ、できることは、ある!
不安要素はたくさんあるようですが、防災対策は一気に解決しません。「少しずつできるところから始める」のがとても大事。
以前、マンション内の高齢住民が集まっているところでヒヤリングを行ったところ、水の備蓄をしていない人が多かったそうです。そのため各戸に水の備蓄用品を配布する計画があるとのこと。まずはそこからスタートではないでしょうか。ただ水を配布するだけでなく、各家庭での備蓄の重要性を知ってもらうことから始める。きっかけとしてはとてもいいと思います。
できるところから少しずつ。同時に顔見知りになって、防災の仲間を増やしながら、取り組んでいってください。


