【報告】10/6 地域防災アドバイザー@緑区

地域防災アドバイザーとして緑区のマンションを訪問しました。今回は午前は防災講座、午後は防災マニュアルへのアドバイスを行いました。

緑区地域防災アドバイザーとは
緑区が地区連合町内、自治会・町内会、地域防災拠点運営委員会、マンション管理組合を対象に、各団体の防災の取り組みを支援するため、防災の専門知識を有するアドバイザーを派遣する事業です。下記の防災に関する検討会や訓練等を行っています。
①専門家のアドバイスを受けながら、地域の防災マニュアル作成
②他都市の事例を参考に地域防災拠点運営のコーディネート
③マンション防災等各種防災関係の研修会の実施
④女性視点を盛り込んだ避難所づくり
⑤配慮を要する人(災害時要援護者)の視点を取り入れた防災に関する講座
⑥地域防災拠点にある資機材取扱いの講習

マンションプロフィール
築38年・11階建・総戸数127戸のよこはま防災力向上認定マンションです。毎年防災訓練を行っており、災害時行動マニュアルもあります。ホワイトボードを使った安否確認ルールも策定済です。マンション自治会として「最新かつ過去の災害事例に基づいた自助・共助の防災教育が必要」と考えてはいるものの、自治会としての対応に限界も感じており、地震だけでなく台風や集中豪雨への対応についても協力をお願いしたいとのご依頼です。

防災訓練に参加
講座前に実施されたマンションの防災訓練に参加しました。マンションの管理はとても行き届いていて、問題がないように思いました。また、訓練に参加された住民のみなさんのいっとき避難所への集まりも早かったです。訓練時の雰囲気はとても良かったので、いざという時の協力者は多いのではないかと思います。

防災機材はまず使って試そう!
風水害対策として止水板を購入し止水板の設置訓練を実施したとのことですが、実際には遠慮される方が多くあまり体験できなかったそうです。身近ではない機材はいざという時に使えない、使い方が分からないと全く意味がないので「これからは機材は触ってぜひ試してみてください」とお伝えしました。

講座を通して顔見知りに
マンション住民のみなさんが集まって話す機会が少ないとのことで「今回の防災講座がとてもいい機会・知り合うきっかけになった」というご意見をいただきました。防災訓練をやってからの講座はつながり感や仲間意識が芽生えやすく、効果的だと思いました。

防災マニュアルへのアドバイス
よこはま防災力向上認定マンションのため、マニュアルとして必要な内容は網羅しているものの、「読み物」となってしまっているのが残念です。防災マニュアルは、いざという時に「使える」マニュアルかどうかが非常に重要です。実践的なものにするため、「シンプル・箇条書きにしつつ、表やイラストを入れながら、目的もしっかりと書き込むことで、初めて見る人にも分かりやすく」とアドバイスしました。

話し合いを通して方向性が見えてきた
参加者のみなさんと防災マニュアルについて質問を受けたり話をしているうちに、最初は分からなかった背景などが段々と見えてきました。防災マニュアルを作成した背景、過程、思いなどを説明してくださったので、どういうマニュアルにすればいいのか良い方向性が見えてきました。皆さんも理解を深められたようで、今後編集していくということになりました。

実はこのような機会がなかったマンション
よこはま防災力向上認定を取得しているとはいえ、防災マニュアルについて掘り下げる機会が今までなかったとのこと。今回の午前の講座、午後の防災マニュアルの見直しを通して、「これから防災について発信することにも力を入れていきたい」と話されていました。

さすが認定を受けているだけあって防災意識がとても強いと感じました。これからの防災活動・防災対策に期待します。