【報告】8/1 横浜市立高等学校保健体育科研修会

横浜市立高校は市内に9校あり、古くは明治15年設立の横浜商業高校にはじまり、明治・大正・昭和・平成と時代に合わせて特徴のある学校を開校してきました。今回は、高校の保健体育の先生を対象にした防災研修を実施しました。

各校の災害リスクは?
わいわい防災マップを利用して、各校の災害リスク(ハザードマップ)を調べました。当たり前のことですが、立地によって災害リスクは違います。地震・津波・液状化・洪水内水高潮・土砂災害、どのリスクがあるのか先生方にまずは確認してもらいました。

水泳時の授業中に大地震が起きたら?
体育の授業は教室以外の場所で行っていることが多く、男女別に分かれていたり2クラス合同だったりで、他の教科とは違った特徴があります。とくに水泳の授業中に大地震が起きた場合、プールの水が大きく揺れ動き、津波のようになることもあります。避難する際にも気をつけることがたくさんあることをお伝えし、事前に準備できることを確認しました。

教科書に災害や防災の内容が増えたけど・・・
これまでは、天気や水資源、地震のメカニズムなどを扱う理科や、地図やまちづくり、歴史や地学を扱う社会科の授業で、災害や防災のついて学ぶことが多かったのですが、教科書が新しくなり、各教科に災害や防災の内容が増えました。しかし、これまで扱っていないことを教えるのはとても大変なことです。教科書の内容が変わったからと言って、すぐに自信を持って授業をするのは難しいでしょう。

そこで、災害の単元にとらわれず、教科書の中で災害や防災と絡められそうな単元や項目をピックアップしてもらいました。ワークシートに書き出してもらい、一部の先生に発表してもらったところ、ほぼ全ての単元で絡めることができると気づいた先生もいらっしゃいました。

災害時に高校生は即戦力になる
多くの先生は「災害時に自分が教えている児童生徒が、地域の役に立てるだろうか」「地域の役に立てる子どもを育てるには何をしたらいいのか」と考えています。過去の被災地で、避難所で子どもたちが活躍した例を示し、自校の生徒が災害時にできそうなことや場面を考えてもらいました。先生方にそのイメージを持ってもらうことで、普段の学校生活での生徒への接し方や言葉かけも変わってくるのではないかと思います。(記事担当:石田真実)


■講座概要■
講座名:横浜市立高等学校保健体育科研修会
日 時:2024年8月1日(木) 9:30~11:30
会 場:横浜市立南高校
参加者:30名
講 師:石田真実

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