【報告】6/15 マンション防災オンライン講座2024

5月15日から始まった2024年度のマンション防災オンライン講座が、6月15日の再放送をもって終了しました。(アーカイブは6月末まで視聴できます)

今年度は下記11テーマで、マンション防災の知識→被災事例・対応報告→マンション防災実践報告という流れで実施しました。

  • マンション防災の全体像
  • マンションの建物構造と設備
  • 管理組合の仕組みと管理規約
  • 自主防災組織と防災計画・マニュアルの作り方
  • 管理会社からみた熊本地震の被害と復旧活動
  • 東日本大震災に学ぶ管理組合視点の災害対策
  • 熊本地震に学ぶ「マンションが被災するとどうなるか」
  • 被災マンションの復旧工事は大規模修繕とどう違うか
  • 管理組合に必要な大規模震災への対応と進め方
  • マンションの防災活動の実際
  • 当団体のマンション防災の取り組みと今後

全国から約50名の方にご参加いただきましたが、半分以上の方が水曜日のリアル配信と土曜日の講師同席の再放送に参加するなど、とても意欲ある参加者が多かった印象です。またアーカイブ配信もかなりの視聴数を記録しており、何度も視聴して復習をされていることが伺えます。

特に
「管理会社からみた熊本地震の被害と復旧活動」
「熊本地震に学ぶ『マンションが被災するとどうなるか』」
「被災マンションの復旧工事は大規模修繕とどう違うか」

この3つのテーマは受講生からも「自分の防災活動に特に役立つ」と高い評価をいただきました。事前に備えるのはもちろん大事ですが、実際に被災した場合の生活をどうするか、その後の生活再建をどうするかも防災の大きなテーマです。熊本地震当時の画像と併せてリアルな体験談・対応を当事者から聞けたことは「もし自分のマンションだったら…」と参考になることばかりで、とても貴重な学びになったことと思います。

年々マンション防災への関心が高まっているものの、実際にマンションがどれだけ防災に取り組んでいるか調査資料を見ていると「あまり進んでいないと思う」「全く進んでいないと思う」と回答した方が5割以上、「防災マニュアルがない」「あるか知らない」という回答は約7割と、マンション防災への意識も取り組みもまだまだというのが現状です。

受講された皆さんにはぜひ講座での学びを、それぞれがお住まいのマンションでの取り組みのきっかけにしていただき、少しずつ防災の輪を広げていただければと願っています。

受講されたみなさんの感想は…

マンション防災の全体像を学ぶにはとても良い講座でした。マンション防災について、目的(ゴール)や目的に向けた手段(アプローチ)について体系的に学ぶことができました。

熊本の方々の生の声や古賀先生の防災に寄せる熱い想いがとても良かったです。今回の学びをこれからの活動に活かして行きたいと思います。

熊本地震に学ぶ「マンションが被災するとどうなるか」の講義は大変勉強になった。同じことでも本を読んで理解するだけとは違う、体験者のお話の重さがあった。能登の震災の場合、他県に避難した方もいるようで、被災したマンションの復旧がどうなっているのか気になっている。

マンション住民、特に役員になってしまった方の不安を解消する一方通行でない、有意義な講座だったと思います。

内容の範囲も広く、特に熊本地震の実例はリアルな情報として貴重でしたし、満足度が高かったです。