【報告】12/6 旭区防災講座集合型研修

旭区からのご依頼で実施する集合型防災講座の2回目です。

旭区防災講座とは

旭区には地域で防災活動に尽力している方々からの協力を経て、大地震が発生時に隣近所の助け合いとして「みんなで生き残るための取組み」を分かりやすくまとめたリーフレット「旭区ご近助マニュアル」があります。

2022年度から旭区役所主催で、このマニュアルに基づいた研修会を開催しています。2024年度から従来の集合型研修に加え、町内会・自治会等への出前形式の研修も新たに始まりました。

活発な意見交換

23名が参加。ベテランの方も多く、活発な情報交換・意見交換の場となりました。

出前講座を予定している自治会からの参加もあり、地域同士のつながりを感じる機会となりました。また、今後の講座申込みも進んでいるとのことで、関心の広がりもうかがえました。

3つの課題で進めた講座

講座内容は第1回と同様としつつ、進行をスムーズにするため、架空地図や設定条件は割愛しました。その分、「安否確認」「負傷者の応急手当・搬送」「在宅避難者の支援物資ニーズの集約と拠点への伝達」という3つの課題に絞って進行しました。

今回は経験者が多かったせいか、結果として大きな支障なく進めることができました。

現場から見えた課題と気づき

グループワークでは、実際の地域の状況を踏まえた具体的な意見が多く出されました。

  • 自治会非加入者の把握が難しく、安否確認に不安がある
  • 要援護者情報を完全に把握することの難しさ
  • 発災直後の人手不足、とくに中高生の関わりの難しさ
  • 軽症者対応のために町内会館を救護所として活用している事例
  • 複数の防災拠点にまたがる地域の課題

こうした声からは、制度だけではカバーしきれない現場のリアルな課題が浮かび上がりました。一方で、「近所の人の気づき」が最後の支えになるという認識も共有され、地域のつながりの大切さが改めて確認されました。

グループワークの工夫と今後の検討

グループワークは5〜6人の班に分かれて、一問ずつ説明し、具体的な場面を想定しながら活発な議論が行われました。

白紙の模造紙でのまとめ方に戸惑う班や、経験豊富な参加者が議論をリードして、意見が一方向に偏りがちな班もありました。

正解を出すことを目的とするのではなく、多様な意見を出し合い、それぞれが持ち帰ることの大切さを、事前に共有する必要性も感じられました。

全体として、知識の整理とともに、現場での実践をイメージしながら考える有意義な時間となりました。

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