マンション防災アドバイザーとして中区のマンションを訪問しました。こちらのマンションを2回にわたって支援していくことが決まっており、1回目の訪問です。
中区マンション防災アドバイザーとは
お住いの集合住宅が抱える防災に関する課題の解決を支援するため、集合住宅の管理組合、集合住宅を含む自治会・町内会、集合住宅の管理会社を対象に、防災の専門知識を有する「マンション防災アドバイザー」を派遣し、
・実践的な訓練を行いたい
・防災マニュアルを作成したい
・そもそも何から始めればいいのかわからない
といった、個々のご希望に応じて防災の専門家がアドバイスする取り組みです。
マンションプロフィール
築16年・7階建・総戸数332戸のマンションです。管理人さんが管理組合と自治会に声を掛けて防災委員会を立ち上げたという珍しいマンションです。昨年から少しずつ防災への取り組みを積極的に進めています。今回は住民向けの研修をご希望でした。
自分の部屋から始める防災講座
ご依頼により、「自分の部屋から始める防災講座―その備えがあなたを守る―」というタイトルで講座を実施しました。今回のテーマは、災害時にまず必要となる「自助」。身近な備えを見直すことの大切さについて、できるだけわかりやすくお伝えしました。
特に重点を置いたのは、トイレとゴミの問題です。トイレについては、国土交通省の動画を視聴しながら、災害時に起こる状況を具体的にイメージしていただきました。また、簡易トイレの実体験を交えた話も紹介し、日常の延長として備えることの重要性をお伝えしました。
ゴミについては、処分方法だけでなく、災害時にどこでどのように集積するのか、自宅での保管をどう考えるかといった点についても時間をかけて説明しました。
トイレ問題とゴミ問題への理解
簡易トイレの必要性については、参加者の多くにご理解いただけた様子でした。トイレ使用禁止の解除方法についての質問もあり、関心の高さがうかがえました。
ゴミの問題についても、身近な風景を使って具体的に説明することで、イメージしやすくなったように思います。分別されていないゴミが増えることで、後の対応が大きな負担になることなど、実際に起こりうる状況として受け止めていただけたのではないかと感じています。
自助と共助のつながりと今後の課題
今回は「自助」に焦点を当てた講座でしたが、その中で共助や管理組合の役割にも少し触れました。
マンションにおける防災は、自助だけで完結するものではなく、共助や管理組合の関わりも大きな意味を持ちます。今後はその関係性についても整理し、より伝わりやすい形でお伝えしていきたいと感じています。
今回の講座は基礎的な内容ではありましたが、身近な備えを見直すきっかけとなる時間になったのではないでしょうか。

マンション生活は初めてなのでマンションの防災について学ぶことができて、大変参考になりました。引っ越して4年、以前は戸建てにいて共助の大切さばかり学んできたので、まずは自助が大事だということを改めて勉強できました。

とても丁寧でした。特にトイレとゴミはうちのマンションでは大きな問題になるので、集中してお話ししていただけて良かったです。

説明とパワポの資料が素晴らしい!!

「トイレに水を流さない」は知りませんでした。ゴミの問題も各家庭に徹底して、災害時にはゴミ出しをしないことを心がけます。

ゴミの対応は考えたことがなかったので勉強になった。


