【報告】11/15 防災教育ファシリテーター養成講座<上級10期>③材木座まち歩き

防災教育ファシリテーター養成講座・上級編の第3回目のテーマは、材木座まち歩きです。

初級編で作成した鎌倉市の逃げ地図上の津波避難路を実際に歩いてみるというのが主な目的です。逃げ地図は平面的な経路しか分かりませんが、実際に歩いてみると高低差が実感でき避難時のリアリティを体感することができるのが本講座の特徴です。

お天気にも恵まれたこの日、観光客でにぎわう鎌倉駅で集合した後、まち歩きがスタートしました。まずは登録有形文化財にもなっている「材木座公会堂」に向かいました。
 
材木座公会堂は、1918年に町民や別荘地の住民の寄付で建設した集会所兼防災施設です。敷地の南西隅に防火水槽を設置しています。木造二階建、入母屋造金属板葺で内部は広い一室の集会所で東面に床を構えます。地域の集会所として現在も利用されています。2020年に国の登録有形文化財に指定されました。

次に、この材木座を中心にいくつかの津波避難路や津波避難所を見学してまわります。途中、材木座海岸に行くと、初級編の逃げ地図のワークで作成した地図を思い出し、サーファーや観光客が楽しんでいる海もいつもとは違う見え方になったと思います。  

後半は4つの班に分かれ、班ごとにそれぞれ異なる3か所の津波避難建物を探して見学し、鎌倉駅近辺に戻るというワークを行いました。
筆者がファシリテーターとして同行した班では、受講生のスマホのGoogleマップを頼りに
目指す建物へ向かって歩きました。
歩いてみると、鎌倉市の津波避難地図を見ても分かりにくく、特に曲がり角の目印がないのでどこで曲がっていいか分からない、といった事態になったり、地図にかかれている名称が外観とは結び付きにくく分かりにくかったり、といったことが体感できました。
また、建物によって、災害時避難しやすい形状か、夜や営業時間外に避難できるのか、等避難者目線で眺めると気付くこともありました。

3時間ほどで山登りを含む約1万歩の工程はかなりハードでしたが、津波避難路としてまちを実際に歩くという機会はなかなかないことですので、受講者の皆さまにとっても貴重な経験になったと思います。

参加された皆さま、お疲れさまでした。受講生の皆さまはレポートを作成する宿題がありますが、頑張ってくださいね。

                            (報告記事:横山清文)


■講座概要■
講座名:防災教育ファシリテーター養成講座<上級編10期>
日時 :2025年11月15日(土)09:30-12:30
会場 :鎌倉材木座地区
参加者:14人
講師 :石田真実
サポート:防災教育ファシリテーター 鵜野朋子 熊切多津江 増渕秀一 横山清文

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