地域防災アドバイザーとして、磯子区にある自治会にて防災研修を開催しました。
磯子区地域防災拠点アドバイザーとは
自治会町内会、マンション管理組合など区内の町の防災組織を対象に、お住まいの地域の防災課題の解決を支援するため、防災の専門家をアドバイザーとして地域等に派遣する事業です。
・専門家のアドバイスを受けながら、防災マニュアルを作成したい
・幅広い世代が参加する、町の防災訓練の企画・実施・振り返りをしたい
・マンション防災等、各種防災関係の研修会を実施したい
・女性視点を盛り込んだ地震防災対策推進のための研修会を実施したい
…等々、個々のご希望に応じて防災の専門家がアドバイスし、地域の防災力向上を目指す取り組みです。1団体につき1回2時間、最大3回まで申し込みできます。
自治会プロフィール
丘陵地帯にある自治会です。防犯、防災、支えあい、環境整備といった自治会内の担当組織が積極的に活動をしており、ホームページでも情報発信しています。サークル活動も盛んで、ご高齢の方もお子さんも活発に活動しています。
防災意識がとても高い

研修の始めに自治会長さんからご挨拶がありましたが、「スフィア基準」や「災害関連死」という言葉が出てくるなど、防災への意識の高さが伺えました。また、地域防災拠点運営委員も兼任されている町内会役員が3人おり、簡易トイレの使い方、水の展示と説明、ゴミ収集、熱中症の塩分補給、蓄電池の紹介などを分担して説明されていました。「私たちのサポートが必要ないのでは?」と思うほどよく理解されていて非常にびっくり!

特にゴミ収集については、猫砂を使って説明をされておりとても分かりやすかったです。
地域で支えあうための交流づくりと今後の課題
この自治会は戸建住宅がほとんどで住民同士の交流は、防災に関わらずイベントを企画して参加者を増やしていきたいと考えておられていましたが、どのような企画や内容で行えば参加者が増えるのか悩まれていました。
また地域防災拠点と自治会役員を兼務している方は、発災時には地域防災拠点の活動に時間を割かなければならないため、住民の理解と協力が必要になってきます。
加えて、今回の研修には車椅子や杖歩行の住民は参加していませんでしたが、地域の高齢者や災害時要援護者が在宅避難する必要が出てきた場合に、住民同士で支えあう体制づくりは今後の課題かと思います。
このような点を踏まえながら、地域全体で無理のない支えあいの形を少しずつ育てていくことが大切かと思います。今後もみなさんで相談しながら、地域に合った防災の形を一緒に考えていければ幸いです。



