支援編研修のため、磯子区にあるマンションを訪問しました。
支援編とは
「よこはま防災研修」の1つ。支援編は地震火災や風水害の備えなど、地域特性に応じた防災活動について、依頼先の自治会やマンション、地域防災拠点に直接訪問して支援する研修です。地域における被害想定や基本的な災害への備えに伴う自助・共助の取り組みの他、①風水害への備え、②地震火災への備え、③マンション防災、④災害時のケーススタディー・地域の危険性の把握等のグループワークの4つのテーマから必要なものを選んで学ぶことができます。
マンションプロフィール
築52年・5階建3棟・総戸数100戸のマンションです。防災体制や防災マニュアル、安否確認ルールはありません。防災訓練も行なっていない状況です。防災訓練はこれから毎年1回行いたいと考えていますが、住民同士の交流がないため参加者が集まるか懸念しています。また外国人世帯もありますが、面識もないためいざという時に対応できるのかという不安を抱えています。これから防災に取り組んでいきたいと今回のご依頼になりました。
マンション防災の基本の「き」から
マンションとして防災に取り組もうという姿勢はとても大切なのですが、やはり自助が大きな要素を占めるため、まずはマンション周辺の災害リスクをお伝えし、各家庭でどのような備えや対策が必要かをお話ししました。家庭での非常用トイレや家具の配置換えなどを詳しく知りたいという方まで、様々な方が参加されており、みなさんとても熱心に聞いていただきました。
防災準備室から始めよう
後半はグループワークを行い、自助の視点から「今回の研修で印象に残ったこと」、共助の視点から「マンションで取り組みたいこと」をそれぞれ3つずつ書き出してもらいました。住民への周知、災害時のルール作りが必要など様々な意見が各グループから出ました。防災の取り組みは皆無とのことでしたが、参加されたみなさんは防災意識を持ち、災害への危機感も強く持っている方ばかりですので、まずは防災準備室でもいいので、簡単な組織づくりから始めてみては?と提案しました。
みなさんで今回の研修をもう一度振り返って、ぜひ「はじめの一歩」を踏み出してください。その一歩さえ踏み出せれば、あとはみんなで一緒に少しずつ取り組んでいくだけです。その積み重ねが「そのマンションの防災」という形になっていきます。


