2年前にも支援編を受講されている、鶴見区の町内会にてグループワーク「DIG」を実施しました。
支援編とは
「よこはま防災研修」の1つ。支援編は地震火災や風水害の備えなど、地域特性に応じた防災活動について、依頼先の自治会やマンション、地域防災拠点に直接訪問して支援する研修です。地域における被害想定や基本的な災害への備えに伴う自助・共助の取り組みの他、①風水害への備え、②地震火災への備え、③マンション防災、④災害時のケーススタディー・地域の危険性の把握等のグループワークの4つのテーマから必要なものを選んで学ぶことができます。
町内会プロフィール
1000戸数・79班から成る町内会です。戸建てが大半を占めますが、一部マンション居住者も含みます。地域防災拠点への避難訓練体制はほぼできていますが、戸建てでも在宅避難が主軸になると予想される避難生活で、肝心の町内会独自の防災体制ができていないのが現状です。発災時には町内会役員は地域防災拠点に取られてしまい人員不足になることを踏まえ、役割分担を決めたり体制作りをしながら、町内の防災設備や防災環境について町民に対して早急に周知したいと考えています。
DIGとは
DIGは自宅などに印をした後に洪水浸水想定区域や津波浸水想定区域、土砂災害警戒区域などの他、避難すべき場所や病院、公園などの位置を書き込んでいくワークショップで、Disaster(災害)、Imagination(想像)、Game(ゲーム)の略です。
地元愛で溢れる参加者
戸建てが多い地区で、子どもの頃から長く住んでいる方がほぼ全員でした。そのため土地勘があり、顔見知りも多く、町内会役員のみなさんは地元愛がいっぱい。それがとても強く伝わってくる研修となりました。
災害想像ゲーム「DIG」で知らない自分の町を知る
DIGを通してご自身の町の災害リスクについてより深く学べたようで、納得感が高いようでした。町内会長さんが古くからお住まいの方でかなり昔に遡って町の変遷などについて話を聞くことができ、新しい住民のみなさんに潜在的な危険個所を伝えていく有意義な時間となりました。
顔が分かる身近な地域だからこそ
DIGからの学びや気づきを「参加できなかった人たちにも伝えたい」という声がありました。助けが必要な方が顔が分かる身近な地域だからこその意見です。また、地域防災拠点までのルートも複数想定しておく必要性にも気づいていただき、「実際に歩いてみたいね」という言葉も出ていたので、みなさんでぜひ取り組んでいただきたいです。
また、狭く急坂の道路が入り組んだ町並みであることを改めて認識していただきました。今回は豪雨時の内水はん濫や地震時の液状化に注目されていましたが、地震時の火災についても意見交換をしていくと、より強い防災対策につながっていくと思います。



