2021年から毎年支援編研修を受講されているマンションを訪問しました。
支援編とは
「よこはま防災研修」の1つ。支援編は地震火災や風水害の備えなど、地域特性に応じた防災活動について、依頼先の自治会やマンション、地域防災拠点に直接訪問して支援する研修です。地域における被害想定や基本的な災害への備えに伴う自助・共助の取り組みの他、①風水害への備え、②地震火災への備え、③マンション防災、④災害時のケーススタディー・地域の危険性の把握等のグループワークの4つのテーマから必要なものを選んで学ぶことができます。
マンションプロフィール
築30年・5〜14階建・17棟・総戸数895戸のマンションです。多くの居住者が一昨年の支援編研修を受講し、その後自治会で主催した防災よこはまのDVD視聴勉強会を経て、マンション全体での防災意識の高まりを感じています。その波に乗って現在、防災体制を整えるべく動き出し、まずは本部用緊急マニュアルからと作成に取り掛かっていて、安否確認ルールも再検討中という状況です。ただ、半数は賃貸居住者で、分譲住宅の居住者は高齢化が進んでいるという不安があります。
管理組合と自治会の温度差
管理組合と自治会による合同自主防災組織ができ、防災意識の高まりはあるものの、残念ながら管理組合と自治会には温度差がありました。そのため今回の研修も自治会主体で、居住者向けの防災研修として実施しました。管理組合と自治会の防災への意識の差は、マンションではよく聞く話です。今回はもう一度、防災意識を底上げしようと居住者向けの研修となりました。
とはいえ、管理組合も研修に参加
防災意識の底上げということから、まずは自助を中心に地震災害への備えを紹介しました。マンションでは各戸での備えが在宅避難生活を左右します。もう一度それぞれの備えや対策を見直すきっかけにしていただきたいです。
また自主防災組織運営委員向けに、講師が居住するマンションでの取り組み事例を紹介。ヒントになる部分もあるかと思いますので、出来るところから出来る範囲で活かしていただければ幸いです。
防災意識の温度差はあるかもしれませんが、実際には昨年よりも取り組みは進んでいますし、研修には管理組合理事長・防災担当者の参加もありました。今回の研修を機に、改めて管理組合と自治会が一体となって取り組んでいただきたいです。


