【報告】11/23 防災教育ファシリテーター養成講座<上級9期>③材木座まち歩き

毎年恒例の材木座まち歩き。材木座地区は神奈川県内で最初に逃げ地図に取り組んだ地域ということで、毎年まち歩きに来ています。ちょうど行楽シーズンと重なって鎌倉は観光客で溢れています。そんな中防災の視点でまちを歩いてみると、色んな発見や気づきがあります。

鎌倉駅〜材木座公会堂〜海岸へ
鎌倉駅に集合し、後半の班別行動の班(赤・青・黄・緑)でまとまって、先輩ファシリテーターが班について移動開始です。

材木座公会堂は大正7年に建てられ、その後に発生した関東大震災でも壊れることなく現存している貴重な建築物として、2021年10月に国の登録有形文化財に登録されました。例年は材木座自治連合会の方にガイドをしていただくのですが、今年は叶わなかったので、先輩ファシリテーターが記憶を呼び戻しつつ説明していきます。

住民が作った避難路の入口を確認。この奥に山へ入っていく避難路があるのですが、私有地のためここから先へは入れません。避難路の反対側の入口(たぶのき公園)も確認して、海岸へ向かいます。サーフィンやウィンドサーフィンを楽しむ人、波打ち際で遊んでいる家族など、沢山の人がいました。

海岸〜光明寺〜一番近い避難所へ
海で遊んでいたときに大地震が起きたら、どこに避難したらいいのか。どのくらい時間がかかるのか、案内板等はあるのか、観光客視点で歩いてみます。まずはトイレ休憩をかねて近くの光明寺へ。

「初級編の逃げ地図のときに、鎌倉市の最大津波高は何mと言ってましたっけ?」など、学習したことを思い出しながら町中を見てみると気になることが見つかります。ここから一番近い避難所まで行ってみましょう。

何か違うなと思いつつ進んでいくと全然違う場所に出てしまいました。なんと!!いつも通っている道が通行止め!?(地図の赤い部分)とりあえずいつもの道に戻ってみようということで行ってみると、脇に細い道がある!!入口はとても狭く知ってる人じゃないと見つけられないような状態でしたが、通れてよかったです。

これまでにも小さな土砂崩れを起こしていたと言われているここ。法面工事されれば安心ですね。まち歩きをやる時には、地元の情報が必須!下見もしないとこういうことになるね、という学びになりました。

登りきったところに、海から一番近い避難所、鎌倉第一中学校があります。海抜27.9m、先程休憩した光明寺は海抜4mなので約24m高いところに登ってきたことになります。写真右は町中に掲示されている防災啓発ポスターで、鎌倉第一中学校の生徒が作成しています。「鎌倉旅行の間に。。。防災した?」ってなんて粋な呼びかけ!!イラストも素敵ですね。

かながわの景勝50選に選ばれるこの景色。少し雲が多かったですが、展望台で集合写真を撮りました。ここからは班別行動です。

班別行動 津波避難ビルを探そう
4つの班に分かれて地図の「海岸東エリア」「海岸西エリア」「駅周辺エリア」から最低1箇所ずつ津波避難ビルを探して、時間内に集合場所に戻って来るというミッション。どこの津波避難ビルに行くか出発前に申告します。他の班と同じ場所には行かれません。いち早く訪問先を決め、出発したチームが有利になります。チームワークが試されるミッションです。

海岸エリアの東から西へはかなりの距離があり、全員が時間内に集合できるか心配でしたが、さすがのチームワークで無事に全員戻って来ることができました。津波避難ビルの表示があったりなかったり、入口がわかりにくかったり、たくさんの発見があったと思います。レポートにまとめるという宿題つきの今回。みんなのレポートが楽しみです。
(報告記事:石田真実)


■講座概要■
講座名:防災教育ファシリテーター養成講座<上級編9期>
日時 :2024年11月23日(土)09:30-12:30
会場 :鎌倉材木座地区
参加者:12人
講師 :石田真実
サポート:防災教育ファシリテーター 鵜野朋子 熊切多津江 近藤悦子 竹村奈保美 森山栄治 山田美貴 涌田亮一
統括 :石田真実

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