【報告】10/13 よこはま防災研修<支援編>@泉区

泉区にあるマンションにて支援編研修を行いました。

支援編とは
「よこはま防災研修」の1つ。支援編は地震火災や風水害の備えなど、地域特性に応じた防災活動について、依頼先の自治会やマンション、地域防災拠点に直接訪問して支援する研修です。地域における被害想定や基本的な災害への備えに伴う自助・共助の取り組みの他、①風水害への備え、②地震火災への備え、③マンション防災、④災害時のケーススタディー・地域の危険性の把握等のグループワークの4つのテーマから必要なものを選んで学ぶことができます。

マンションプロフィール
築42年・8階建て・総戸数67戸のマンションです。年1回、防災訓練を行っていますが、高齢者が多いため在宅避難が難しい場合、2km離れたところにある地域防災拠点までの道のりや、拠点の受入可能人数を考慮すると、どのような対応が可能か探っています。

備蓄は充実、でも防災資機材は…?
階段がとても多い構造になっているマンションなので、高齢者の方の避難を考えると拠点までの距離だけでなく、マンション内も課題が出てくるように感じました。ただそういうことも想定して、多くの食料と水を備蓄しているようです。

消耗する水と食料などはしっかり備蓄しているのに、トランシーバーやインバータ型の発電機など不足している防災資機材が散見されました。今後は消耗品の備蓄を調整して、防災資機材の充実を目指した方が良いように思いました。

在宅避難が難しいの「難しい」とは?
地震が起きると大きな家具が倒れたり、物が散乱して室内で落ち着いて過ごせる場所がなくなってしまうかもしれません。ただ避難所に行ってもある程度状況が落ち着くまではプライバシーもなく、硬く冷たい床で雑魚寝…等々、過酷な環境で避難生活を送ることになります。言い換えれば「苦労して2km歩いてやっと辿り着いた避難所で、そういった生活を送りたいですか?」ということです。元気だった方が避難所に行ったら体調不良になり、災害関連死につながったケースもあります。それだけ避難所での生活は過酷なものとなります。

在宅避難が基本
そのためにもやはり「在宅避難が基本」ですので、「安心して眠れる部屋」を作っておくことが大事で、そのためには常日頃から部屋を片付けておく、家具のレイアウトを変えるといった対応をとっていただければと思います。

また、発災後の近隣の医療資源について、災害拠点病院、災害時救急病院の施設名をお伝えするとともに、共助でできるAED・心臓マッサージ・圧迫止血等を訓練を通じて増やしておくこともお伝えしました。

まずは自分で備える、そしてみなさんで協力し合って乗り越えていく、そんな体制が作れるように頑張っていただきたいです。

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