【報告】4/7 よこはま防災力向上マンション認定制度アドバイザー@西区

マンション認定を目指す西区のマンションにアドバイザーとして訪問しました。

よこはま防災力向上マンション認定制度アドバイザーとは
横浜市では、新築・既存、分譲・賃貸に関わらず、すべてのマンション(共同住宅)を対象に、災害に強いマンションの形成と周辺地域を含めた防災力の向上を図るため、防災対策を実施しているマンションを「よこはま防災力向上マンション」として認定しています。認定取得を目指す管理組合等を支援するため、マンションの防災対策に関する知識や経験を持つ専門家団体等「マンション防災アドバイザー」を派遣しています。

認定内容は…
①ソフト認定:防災活動などを実施しているマンション
②ハード認定:建物全体の対策を実施しているマンション
③ソフト+(プラス)認定・ハード+(プラス)認定:①②に加えて地域との連携が図られているマンション

認定を取得したマンションにはエントランス等に掲示できる認定証が交付され、認定内容は横浜市のホームページで公表されます。

マンションプロフィール
築4年・11階建2棟・総戸数262戸のマンションです。管理組合で防災対策検討委員会を結成し活動し始めたものの、防災対策の具体化作業が停滞しているのが悩みです。そのため組織・防災計画・備蓄など具体化したいと思っているものの、防災対策検討委員会の活動内容が未定です。まずは防災マニュアル作りを優先しつつ、非常時にも活動できる体制も作りながら、認定取得を目指しています。

参加者から熱心な質問がたくさん
最初に地域の災害リスク、管理組合と自主防災計画について説明をした後、認定制度について解説をしました。後藤講師のマンションはすでに認定を受けており、防災井戸の設置も行っている、いわゆる「マンション認定の先輩」。参加者のみなさんから認定を受けるために、防災組織の作り方、防災専門担当の選出の仕方、メンバーの維持、対策本部の活動範囲などかなり具体的な質問が多く出ました。

マンション防災は一人ではできない
こちらのマンションでは防災に熱心に取り組んでいる方が中心となっているのですが、参加者の方から「その人だけ浮いてしまっているように思う」との声が聞かれました。確かに引っ張ってくれる人は必要かもしれませんが、一人で抱えて頑張り過ぎてしまうと他の委員との意思疎通や意見交換が少なくなってしまうこともあります。一人ひとりの防災意識や理解にどうしても温度差はあります。その温度差が広がってしまうと「あの人に任せておけばいい」と離れてしまう人がいることもしばしば起こります。話し合いながら「みんなで一緒に取り組めること」を少しずつやって、少しずつ温度差を狭めていくことがより良い組織作りにつながります。

マンション認定を目指すと、その過程で防災力がぐっと上がる
ソフト・ハードどちらの認定を目指すにしても、その過程でみなさんの防災意識や取り組みがどんどん向上していきます。もちろん、みなさんの防災に対する考え方や視点は異なるので、時には意見がまとまらなかったり、失敗することもあります。そういうことを繰り返しながら、例えば1年目は安否確認、2年目は防災マニュアル作りと防災訓練の検討、3年目は防災訓練の実施など積み上げていくと、自然とマンション全体の防災力が上がっていきます。

ですので防災力を上げて認定を目指すもよし、防災力を上げるために認定を目指すもよし、です。