南区にある賃貸マンションで防災訓練研修として、災害想像ゲーム「マンションDIG」を実施しました。
災害想像ゲーム「マンションDIG」とは
DIGとは災害想像ゲーム(Disaster Imagination Game)の頭文字で、マンションDIGは、マンションの敷地での災害を想像するワークです。大判のマンション平面図・立面図を広げて、自分の部屋や役員の部屋を確認します。電気室やエレベーター、階段などの設備を確認し、災害が発生したときにどこを本部にすればいいのか、停電対策で灯りが必要な場所はどこなのか、必要な機材は何なのか、それはどこで使用するのか、機材は充分用意されているのか・いないのか、機材の置き場所は適切なのか、などを考え、シールを貼りながら可視化していくワークです。ワークを通じて災害時を想像し、問題や課題を明確にし、対応を考え理解していただきます。
マンションプロフィール
築45年・3階建3棟・総戸数48戸の賃貸マンションです。住民の高齢化が進んでいます。それに伴いコミュニケーションが希薄になりつつあること、そのような状況で「災害が発生したらどうしたらいいのか分からない」と今回のご依頼になりました。
顔の見えるお付き合い
コミュニケーションが希薄と伺っていましたが、ワークでの様子を見ていてもみなさんよくコミュニケーションを取られていました。また長く住んでいる方もおられるせいか、手助けが必要な方々の名前や年代も知っておられて、むしろ頼もしさを感じるほどでした。
情報をアップデートする
「テレビの耐震固定は一度行ったら外せない」という思われていた方がいました。ジェルタイプの耐震グッズをご紹介したところとても興味が湧いたようでした。最近はホームセンター、スーパー、100円ショップなどでも防災グッズコーナーが作られていますが、意識していなければ素通りしてしまうかもしれませんね。実物を見ていただくことが大事なので、ぜひ買い物のついでにチェックしてみてください。最近は防災グッズの進化が目覚しいので、驚かれるかもしれません。
防災対策のアイデアがいっぱい
地図を見ながら災害時のことを見直していたら「階段下の倉庫を整理しよう」「自転車置き場の屋根を利用して、炊き出しやトイレ設置の時に屋根を作ってもいいかも」など様々なアイデアがみなさんから出てきました。みなさんの熱意に講師も刺激をいただきました。
ここからがスタート
「これからも定期的に防災の勉強会やっていきたい。消火器やAEDの使い方や、災害時のポリ袋調理など様々な研修もぜひ」と自治会長は意欲的です。今回の勉強会は一つのきっかけにしか過ぎません。ワークを通して今後やりたいと思った防災対策、見えてきた様々な課題、マンションならではの防災体制作りなどやることは山積みです。みなさんの熱意と意欲で、一つひとつ形にしていきましょう。私たちも支援していきます。


