福祉避難所として栄区役所と協定を締結している地域ケアプラザにて、福祉避難所訓練を行いました。
福祉避難所訓練プロジェクトとは
福祉避難所は大規模災害が発生した時に、一般の避難所や自宅での避難生活が困難な方のための避難所です。高齢者、障がいのある人、乳幼児、妊産婦、傷病者、内部障がいのある人、難病患者などが要配慮者が対象です。区役所と協定を締結した高齢者施設、障害者施設、地域ケアプラザなどが福祉避難所となります。当団体では、福祉避難所の開設、避難所運営マニュアル作成、避難訓練の評価やアドバイスを行っています。
地域ケアプラザとは
住み慣れた地域で安心して暮らすための拠点として、総合的な福祉・保健サービス等の提供と相談受付を通して、福祉・保健に関する活動や交流の場となる施設です。赤ちゃんからご高齢の方まで、どなたでもご利用することができます。
福祉避難所HUGで課題を抽出し、時間をかけて取り組む
避難所運営ゲーム「HUG」の福祉避難所版をみなさんにやっていただき、まず課題を抽出しました。通常のHUGではよりリアルな体験に近づけるために慌ただしく進行していくのですが、今回の福祉避難所HUGでは一つひとつの課題について個人の意見等を付箋に書き込んだ上で、グループメンバーで共有するという時間をかけたやり方をしました。事前アンケートから様々な不安や疑問が浮き彫りとなっていたので、改めて職員で疑問を提起し考える時間を設けるというワークにしました。
様々な福祉職のメンバーがそれぞれの視点
この地域ケアプラザには複数施設が混在し、様々な形で福祉分野に携わっている方がおられます。福祉避難所の開設・運営に当たって、実際の発災時に1人でも多くの要援護避難者を受入れ、必要なケアをするには施設間での連携が不可欠です。それぞれの視点から様々な疑問、不安、意見、提案が出され、さらに各グループによる発表も行ったことで、福祉避難所開設・運営に関する理解が深まったと思います。
職員のみなさんは日々忙しく、今回のような時間をとることはなかなか難しいと思いますが、施設間での共通認識を持つことはできたと思います。これからみなさんで優先順を決めて一つずつ解決していただき、可能であれば施設合同の訓練実施までつなげていただきたいです。


