緑区にある地域防災拠点で拠点運営員会を対象に、1月の研修に続き2回目となる防災講習を実施しました。
緑区地域防災アドバイザーとは
緑区が地区連合町内会、自治会・町内会、地域防災拠点運営委員会、マンション管理組合を対象に、各団体の防災の取り組みを支援するため、防災の専門知識を有するアドバイザーを派遣する事業です。下記の防災に関する検討会や訓練等を行っています。
①専門家のアドバイスを受けながら、地域の防災マニュアル作成
②他都市の事例を参考に地域防災拠点運営のコーディネート
③マンション防災等各種防災関係の研修会の実施
④女性視点を盛り込んだ避難所づくり
⑤配慮を要する人(災害時要援護者)の視点を取り入れた防災に関する講座
⑥地域防災拠点にある資機材取扱いの講習
前半は要配慮者への対応について
前回は避難所運営時のトラブル例・成功例を中心とした内容でしたが、今回は要配慮者に関する事例や事前にできることなどをお伝えしました。福祉避難所についての質問も出ましたが、多くの方に「すぐの開設は無理」「なし崩し的に福祉避難所となってしまうところも出てくる」「職員だけでは難しい」などを認識していただけたかと思います。
後半は参加者全員でフリートーク
参加者から質問を受けつつ、皆さんで共有していくというスタイルをとりました。このフリートークでは非常に有益な意見、質問、コメント等がたくさん。例えば…
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- 実施している訓練は避難所開設まで。運営フェーズで必要となる配慮、拠点閉鎖時の判断や流れは?
- 宗教上の理由などで食事制限がある人への対応として扱っている店を知っておく必要があるのでは?また、お祈りのスペースも設営が必要。
- LGBTの方に配慮したトイレ。男女別に加えて、障害者向けに少し広いトイレを多目的トイレにするなど。
- 自動車で避難してきた車を断り切れるだろうか?身体が不自由な方もいて、車で来る人はいるだろうが、原則としてその方を下ろしたら、車は帰ってもらう?
- 運営委員として、能登の避難所の実情を知っておくことが重要。
- 能登と違って、日頃の人間関係が稀薄な中での拠点運営が不安。
- 拠点運営委員は責任が重く、荷が重い役割。責任感の強い人が「責任を終えない」という理由で委員になるのを断るケースもある。
- 学校の学区と、拠点の区割りが一致しておらず、複数拠点にまたがる町内会もあり、地域防災拠点の情報の伝え方が難しい。自治会の掲示板を使うことも検討が必要。
防災には答えがありません。ですが「こういった意見や疑問が出てくる」ということが非常に重要で、防災対策には欠かせない要素です。具体的な解決法はこれから意見交換をしながら、試してみながら取り組んでいくと、みなさんにとって良い方法が見つかるでしょう。

