自然災害での死亡者ゼロの大和市で、市民を対象にしたDIGのワークショップ。
参加者の年齢の幅も広く、下は11歳から上は80代以上でした。
大和市は南北に細長く、両サイドを…大雨で水位上昇の情報が飛び交う境川、引地川に挟まれています。小田急江ノ島線が、背骨のように縦にとおり、田園都市線、相鉄線が東西に走っています。そのため、自分の住むエリア以外を知らないという方が多かった印象です。

ワークショップは5班に分かれて。
居住地のエリアごとの班だったのでそれぞれ特徴がありました。10代の子どもがいる班が3つ。男性だけの班が一つ、高齢の方だけの班が一つでした。

発表は…
1班
・避難場所が遠い
・災害時、交通網が麻痺する
・背の高い家具は買わないorとめる
2班
・水没の可能性
・斜面に建つ家が多い
・広域避難所が水没の可能性があるのに大和市は放置している
・中央林間などの利用客が多い駅前の放置自転車が避難時に危険
・猫3匹を飼っているので、災害時の避難について考える
・リビングの机が動いてしまう ガラスのテーブルが割れるかもしれない
3班
・どの時間帯に発災かで、状況が大きく変わる地域
・家族との連絡を取る手段の確認
・発災前にできる事、発災後を見据えて準備する事を考える
・商店は空っぽになるからローリングストックが大事
・東日本大震災では、避難所にペットが入れず淋しい思いをした方が多かった
4班
・地域の防災が気になった
・防災への住民の意識が高まらない
・家具の固定ができていない
・寝室は安全なのか
5班
・川の問題
・橋が落ちるのではないか
・厚木基地が避難場所として受け入れてくれるのか

1、2、3班にいた子どもたちが発表してくれて、みんな普段から防災の意識を持っている印象でした。頼もしかったです。
講師の石田による、「大震災はいつ起きてもおかしくない。自分が体験するだろうと思っている。」という締めの話は、受講者の印象に残ったようです。
会場では、「高齢者が多い集合住宅の安否確認の方法は?」「個人情報保護のために思うように取りかかれない」と質問がでるなど、DIGから自宅まで、想像を広げられた時間だったようです。
また、講座のオプションで、シリウスの地下にある火災用スプリングクラーの施設の見学もさせていただきました。
大和市最大級の機械が二台、地下駐車用の一台があり、貯水量は360トン、小学校のプーで3000個分!停電時には2時間は保つ発電機が上階にあるそうです。駐車場には手動で散水できる設備もありました。どのレバーを動かすとどこのエリアに散水されるかが、色分けによって分かりやすくなっていました。
それにしても、シリウスの会議室はガラス張りで、オープンな気持ちいい空間でした。

大和市生涯学習センターのFacebookページにも掲載されました。
・「もしも災害が起こったら 大和の危険を地図で見える化」を開催しました。
・実習に来ている大学生がまとめてくれました!
(記事担当:前田牧絵)
■講座概要■
講座名:2023大和市生涯学習センター
日時 :2023年9月30日(土)10:00-12:30
会場 :大和市文化創造拠点シリウス6階生涯学習センター
参加者:23人
講師 :石田真実
サポート:防災教育ファシリテーター 佐藤卓志 宅間恵美 前田牧絵 山田美貴 涌田亮一
統括 :石田真実


