鶴見区にある連合町内会を訪問しました。
連合自治会プロフィール
14自治会・約4,300世帯から成る連合町内会です。住宅を中心に店舗や工場が混在し、鶴見川や神社、公園などがあります。子どもから高齢者まで、多様な住民が支え合う地域福祉活動が盛んです。盆踊り大会や敬老会、交通安全イベントなど、地域主体の活動も活発に行われています。
地域の災害リスクを、自分の備えにつなげる
地域の自治会や町の防災組織、地域防災拠点運営委員会などから約40名が参加し、自助と共助をテーマとした防災講座を開催しました。行政職員や地域福祉の関係者も加わり、地域全体で防災を考える機会となりました。
前半は、地域の災害リスクや在宅避難の考え方について学び、自分自身の備えと発災直後の行動を確認しました。大きな揺れを実際に経験した参加者は少なく、家族との安否確認方法を決めている方も限られていました。個人ワークとグループ内での共有を通して、平時から家族で連絡方法や避難行動を決めておくことの大切さを確認しました。
洪水リスクを知り、備えを見直す
鶴見川と多摩川に挟まれた地域であり、洪水リスクが高いことを踏まえ、水害への備えをテーマに講座を実施しました。
令和4年にマイ・タイムラインとハザードマップが全戸配布されていることから、参加者に覚えているかを尋ねたところ、手を挙げた方が一人もいなかったことには驚きました。防災に関する資料が配布されていても、必ずしも住民の記憶に残り、日頃の備えにつながっているわけではないことを実感しました。
今回は「防災よこはま」に掲載されているマイ・タイムラインのページに実際に書き込んでいただくことを目標としました。自宅周辺の水害リスクを踏まえながら、避難の必要性やタイミングについて、それぞれ考えていただく機会になったと思います。
災害事例から考える、自分の避難のタイミング
千葉県で発生した豪雨災害の直後の開催ということもあり、参加者の水害に対する関心は高かったように感じました。
講座では、千葉県での実際の雨量や警戒レベルに関する情報が発表されたタイミングを紹介し、災害が進行する中で、いつ避難を判断すべきかを考えていただきました。雨が強くなってからでは、安全に避難することが難しくなる場合もあります。気象情報や避難情報をどのように受け止め、行動につなげるかが重要です。
最後に、「自分だったらどのタイミングで避難するか」を改めて考え、帰宅後には家族とも話し合っていただくようお伝えしました。なお、防災気象情報の変更に伴い、水害ハザードマップが改めて全戸配布される予定とのことです。今回の講座をきっかけに、配布される資料を確認し、それぞれの家庭で具体的な避難行動を考えることにつながればと思います。


