鶴見区でペット防災に取り組んでいる、鶴見レスキューパウズさんからのご依頼で、マンション防災研修を実施しました。
鶴見レスキューパウズさんとは、鶴見区役所でのペット防災研修で当団体がサポートしているご縁があります。ペット防災に取り組む中、在宅避難の大切さとマンション防災にも触れていきたいとのことで、今回のご依頼となりました。
マンション防災に対する現状認識と課題
参加者の様子からは、マンション特有の設備や構造に伴うリスク、また戸建てとは異なる防災上の課題について、十分に認識されていないケースが多いと感じられました。
例えば、給排水設備やエレベーター、共用部分の管理といったマンション特有の要素は、災害時の対応に大きく影響しますが、日常生活では意識されにくい部分でもあります。また、地域とのつながりについても、マンション単体で完結している意識が強く、近隣との連携が十分に取れていない状況が見受けられました。
講習を通じた気づきと今後への期待
そのような状況の中で、今回の講習を通じて、マンションならではの課題に気づいていただくきっかけにはなったのではないかと感じています。あわせて、防災はマンション内だけで完結するものではなく、地域との連携が重要であることについても、一定の理解が広がったように思います。
防災対策は、一度話を聞くだけで終わるものではなく、気づきをきっかけに具体的な行動へとつなげていくことが大切です。今回の講習が、各自の住まいや地域での取り組みを見直す一歩となり、今後の防災活動につながっていくことを期待したいです。
また、エレベーターの閉じ込め対策や館内放送設備の未整備など、ハード面での課題も見受けられました。一方で、クリニックやカフェといった地域資源がある点は強みであり、これらを活かしたつながりづくりとあわせて、防災対策を段階的に進めていくことが期待されます。


