大阪市中央区の区民活動センターの管理会社からのご依頼で、大阪で防災講演を行いました。
当団体初めての長距離遠征

神奈川県のお隣、東京都でもマンション防災を展開していますが、今回は大阪という関西圏からのご依頼です。
大阪市中央区は大阪城の西側に位置するビジネス街で、かつては人口減少が進んでいましたが、近年の再開発により大型マンションが増え、人口が急増しています。
一方で、新しく転入した住民が従来の地域コミュニティに参加しにくく、コミュニティ再生が大きな課題となっています。今回の講演は、大阪市の地域防災リーダー制度の研修も兼ねており、地域とマンション防災をどうつなげていくかを考える機会となりました。
大阪のマンション防災をめぐる現状と不安

講演は「大阪ではマンション防災が遅れている」という問題意識から企画されました。実際に参加者のみなさんとお話をする中で、阪神・淡路大震災や大阪北部地震を経験しているにもかかわらず、水やトイレパックの備蓄が十分に進んでいない現状が見えてきました。100人以上の参加者のうち、自身のマンションでエレベーター内に防災ボックスを備えていると答えた方はわずか2人でした。2018年の大阪北部地震でエレベーターの閉じ込めが多発した経験がある土地なのに、と講師はショックを受けました。
南海トラフ地震が想定される中で、マンション単位での備えや住民同士のつながりづくりが、今後ますます重要になると強く感じられる講演となりました。


