【報告】11/3 よこはま防災研修<支援編>@旭区

旭区にあるマンションにて支援編研修を行いました。

支援編とは
「よこはま防災研修」の1つ。支援編は地震火災や風水害の備えなど、地域特性に応じた防災活動について、依頼先の自治会やマンション、地域防災拠点に直接訪問して支援する研修です。地域における被害想定や基本的な災害への備えに伴う自助・共助の取り組みの他、①風水害への備え、②地震火災への備え、③マンション防災、④災害時のケーススタディー・地域の危険性の把握等のグループワークの4つのテーマから必要なものを選んで学ぶことができます。

マンションプロフィール
築43年・3〜5階・総戸数162戸のマンションです。年1回の防災訓練は行っているものの、防災マニュアルや安否確認ルールはありません。防災体制については現在計画中です。居住者の高齢者比率が極めて高く、内水浸水リスクが高い状況を踏まえた上で、どのように最低限の防災共通認識を居住者に持たせることができるかが課題です。

内水浸水リスクがとても高い
ハザードマップで確認したところ、こちらのマンションでは最大70㎝弱の浸水深が予想されています。そのため、電気室・ポンプ室・1階住戸に浸水リスクがあることをお伝えしました。設備面での対策としては、電気室・ポンプ室の水密性を高めること、1階住戸は玄関の防水対策をとることが大事です。

マイ・マンションタイムラインも作ること
最悪の場合に備えて1階住民の方にはマイ・タイムラインを、併せてマンションとして「マイ・マンションタイムライン」も作ってもらうことをお勧めしました。

2019年に起きた台風19号では、武蔵小杉にあるタワーマンションの電気設備が浸水被害に遭ったことは皆さんも記憶にあると思います。これを機に、マンションでの風水害対策が注目されるようになりました。電気設備はマンションの心臓部と言っても過言ではなく、ここをいかに浸水から守るかが重要となります。マイ・マンションタイムラインがあればどういった手順で対応すべきかが明確になり、いざという時に焦らず慌てず対応することができます。

専門家の手を借りよう
防災とは離れますが、こちらのマンションでは居室内で孤独死された方がおられたそうで、連絡先が分からず対応にとても苦労したとのことでした。その経験を踏まえて、区分所有者名簿・居住者名簿の更新などについて相談したいとのことで、マンション管理士を紹介することにしました。

居住者の高齢化が進むマンションは増えています。防災もそうですが、様々な面で専門家の力を借りながらマンションとしての対策を考え対応していく必要性が、今後もっと高まるのではないかと思われます。みなさんのマンションではいかがでしょうか。

参加者の声

過去の地震の例を上げての説明が良かった。当マンションの建物に沿って具体的な対策や方法を指導してくれた。

地震だけでなく水害時の対策も、とても参考になりました。色々詳しいことが分かり良かったです。

もっと皆がこのような研修を受けるべき。役立てていきたい。

在宅避難に必要な備蓄等、当マンションに合った適切な説明があり良かった。

具体的にどうしたら良いか、どこから手をつければいいか参考になった。

認定NPO法人かながわ311ネットワークをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む