西区にあるタワーマンションコミュニティにて支援編研修を行いました。
支援編とは
「よこはま防災研修」の1つ。支援編は地震火災や風水害の備えなど、地域特性に応じた防災活動について、依頼先の自治会やマンション、地域防災拠点に直接訪問して支援する研修です。地域における被害想定や基本的な災害への備えに伴う自助・共助の取り組みの他、①風水害への備え、②地震火災への備え、③マンション防災、④災害時のケーススタディー・地域の危険性の把握等のグループワークの4つのテーマから必要なものを選んで学ぶことができます。
コミュニティプロフィール
築17年・30-31階の計7棟・総戸数3,000戸から成るタワーマンションコミュニティです。耐震対策・地盤整備など災害に強い土地開発が進められたエリアにありハード面は安心要素が多い反面、停電によるインフラの影響によっては陸の孤島に成りかねない脆さもあります。その点を踏まえ、また来街者も多い地域であることから同じエリアにあるタワーマンション同士で連携し、情報発信ツールとしてホームページを開設したり、マンション住民とコミュニティ本部の情報共有手段としてLINE掲示板を活用しています。
上層階になるほど揺れは強くなる
マンションでの地震の揺れは、上の階に行けば行くほど強くなります。そのことをみなさんにも理解していただくために、事前に打ち合わせていた長周期地震動の対策や他のマンションの事例を盛り込みました。
マンションDIGを実施
簡易版のマンションDIGも実施しました。マンションDIGは、マンションの敷地での災害を想像するワークで、シールを貼りながら様々なことを可視化していくことで、災害時を想像し問題や課題を明確にし、対応を考え理解していただくことができます。座学だけですとやはりイメージがしにくい部分もあります。しかしマンションDIGは自分が住むマンションの図面を使うので、簡易版でもより具体的に理解が進みます。実際に「視覚的に考えることができ課題もはっきりとわかったので、役に立った」との感想をいただきました。
コミュニティの力を活かして
防災マニュアルについても質問が寄せられました。現在はそれぞれのマンションが手探りで頑張っている状況とのこと。せっかくみなさんが集まって活動しているコミュニティがあるので、これを活かして情報を共有・アイデアを出し合いながら作っていってくださいとアドバイスをしました。
コミュニティで様々なイベントを催したり、お互いに協力し合いながら防災にも取り組んでいるので、防災マニュアルも同じエリアに住むマンション住民としてみなさんで取り組んでいけば、きっとより良いものができると思います。コミュニティの力をぜひ活かしてください。
参加者の声

居住しているマンションのDIGができたのでイメージしやすかった。

DIGを通して、防災活動を振り返ることができた。また自らのマンションの図面の上でマニュアルをレビューできた。

現状を知って、今後何をすべきかの議論がしやすくなった。

他のマンションの事例が役立った。

普段気づけていないことを知ることができた。今度の防災に役に立った。


