防災向上力マンション認定制度ソフト・ハード両方の「認定プラス」の2年以内の取得を目指す、金沢区のマンションに伺いました。
よこはま防災力向上マンション認定制度アドバイザーとは
横浜市では、新築・既存、分譲・賃貸に関わらず、すべてのマンション(共同住宅)を対象に、災害に強いマンションの形成と周辺地域を含めた防災力の向上を図るため、防災対策を実施しているマンションを「よこはま防災力向上マンション」として認定しています。認定取得を目指す管理組合等を支援するため、マンションの防災対策に関する知識や経験を持つ専門家団体等「マンション防災アドバイザー」を派遣しています。
認定内容は…
①ソフト認定:防災活動などを実施しているマンション
②ハード認定:建物全体の対策を実施しているマンション
③ソフト+(プラス)認定・ハード+(プラス)認定:①②に加えて地域との連携が図られているマンション
認定を取得したマンションにはエントランス等に掲示できる認定証が交付され、認定内容は横浜市のホームページで公表されます。
マンションプロフィール
築36年・地上3階建て6棟・総戸数107戸のマンションです。近くに大学キャンパスがあり、地盤も固く倒壊や延焼が少ないエリアに建っています。様々な災害リスクを抱える金沢区の中ではリスクの少ない立地ですが、それ故に、大きな輪以外があれば孤立化、支援は後回しになるエリア、とも言えます。 マンションとしての防災力を高めるきかっけとして防災力を向上するために、2年以内に防災向上力マンション認定制度のソフト・ハード両方の認定を取得したいとのこと、認定活動計画等、初歩からの指導を希望されました。
まずは関係作りで体制の礎を
地域の自治会に所属していますが、マンションにはマンション独自の防災対策が必要です。
現在は防災組織や防災マニュアル等はない状態ですが、有志で活動している「災害を考える会」があります。この会と理事会との連携からスタートし、管理組合主導での体制作り、棟ごとに安否確認係を置く体制をお勧めしました。そして実践として安否確認訓練の実施を目指すことに。
任意参加者による会がすごい
こちらのマンションの「災害を考える会」は、有志の活動ですがお話を聞いてみると、メンバーのみなさんはマンションの立地設備にも詳しく調べておられ、マンションの下水配管の場所や公共下水道へのルートなどもよく調べておられます。その活動が管理組合の組織を公式に連携すれば、強い防災組織に育つ感触がありました。防災意識の高い方が多いのはマンションとしても、とても心強いですね。


