福祉避難所として栄区役所と協定を締結している介護老人保健施設にて、福祉避難所訓練を行いました。
福祉避難所訓練プロジェクトとは
福祉避難所は大規模災害が発生した時に、一般の避難所や自宅での避難生活が困難な方のための避難所です。高齢者、障がいのある人、乳幼児、妊産婦、傷病者、内部障がいのある人、難病患者などが要配慮者が対象です。区役所と協定を締結した高齢者施設、障害者施設、地域ケアプラザなどが福祉避難所となります。当団体では、福祉避難所の開設、避難所運営マニュアル作成、避難訓練の評価やアドバイスを行っています。
「責任者不在」という条件設定
今回は「責任者が不在」というシチュエーションで行いました。こういった訓練は朝・昼・夜と時間を変えたり、大事な設備が故障中、今回のように責任者がいないなど様々な状況を想定して訓練を行うことがとても大事です。初めての訓練実施でしたが、参加した職員の皆さんの応用力とコミュニケーションに感心しました。
情報受伝達・避難所開設という一連の流れで訓練
震度6弱の地震発生後、施設の安全確認→区役所に開設可能連絡→区役所からの収容要請に応える→受付→避難所開設→段ボールベッドやパーティションの組立と一連の流れを体験していただきました。職員の皆さんは協力的で作業もスムーズに進められていましたが、ベッドやパーテーションの仕様が様々なのは、いざというときに不便で慌てがち。一つ一つの行程を落ち着いて確認しながら進められると、より良かったかもしれません。
ぜひ今回の気づきを共有しましょう
責任者の方から「区やアドバイザーのコメントは、当事者では気づけないもので、訓練に第三者の目が入ることの重要性を感じた」、参加者から「実際に行動してみて、日頃からの準備の必要性を実感した」との感想をいただきました。初めての訓練でそれぞれ様々な気づきがたくさんあったと思います。ぜひマニュアルの改善に活かし、更なる訓練を実施して、常にアップデートできるように心がけていただきたいです。


