金沢区にあるマンションで横浜市防災・減災推進研修<支援編>を実施しました。
支援編とは
地震火災や風水害の備えなど、地域特性に応じた防災活動について、依頼先の自治会やマンションに直接訪問して支援する研修です。地域における被害想定や基本的な災害への備えに伴う自助・共助の取り組みの他、風水害への備え、地震火災への備え、マンション防災、災害時のケーススタディー・地域の危険性の把握等のグループワーク)の4つのテーマから必要なものを選んで学ぶことができます。
マンションプロフィール
築年数36年、4階建て、総戸数84戸のマンションで、液状化のリスクが高い埋立地に建っています。このマンションの近くには、東日本大震災で液状化に見舞われ、敷地内の駐車場や周辺の遊歩道が陥没したりうねったりし、多額の費用を掛けて修繕したマンションがあります。
防災員会に女性メンバー
管理組合の下に防災委員会があります。管理組合や自治会の役員は1年交代制ですが、防災委員は任期なしとのことで継続的な取り組みが望めます。また、管理組合・自治会・防災委員会にも必ず女性メンバーを入れているとのこと。細やかなところまで目が行き届く女性メンバーがいるのはいざという時のために心強く、「誰にとってもより良い災害対応」を行うには欠かせません。
見えないところにも気を付けて
近隣のマンションでも液状化被害が出ていることから、建物が大丈夫でも地下にある上下水道や建物の付帯設備にも被害が及ぶことがある、ということを念頭に置いた方がいいとアドバイスしました。
取り組みは素晴らしい!けれど
防災マニュアル、備蓄、拠点連携、訓練、要援護者対応など、一通りのことに取り組んでいるのですが、実効性があるかどうかはまた別問題。実際に試してみたり、近隣と連携して訓練などをすることでより実効性の高い防災になっていきます。せっかくの機会なので「見直してみては?」とご提案しました。
1つ残念だったことは…
年初の能登半島地震を受けて、一般住民にも研修参加を呼び掛けたようなのですが、参加したのは25人と少なかったことが残念です。防災訓練等でより多くの居住者を巻き込んで、防災啓発に取り組んでいただければと思います。


