
定款上は「災害被災地との観光交流支援事業」です。災害後は、緊急支援が必要とされますが、その後経済面での支援も重要となり、長期的な視点を持った事業でもあります。本事業は故・米田和晋氏の企業人としての知見が遺憾なく発揮されたものでもありました。
何らかの支援をしたいという思いを持ちながらも、なかなか現地に行くことができないという方も多かった東日本大震災。横浜で東北の食を体験し、おいしい食材を購入することができ、被災者でもある食材提供者と交流を図っていただくことを目的に復興キッチン*を開催しました。「食べて満足」で終わらず、参加者には価値ある食材の流通促進に参加することで、東北の産業復興につながっていくことも視野に入れた事業です。(*復興キッチンは2017年度Vol.15まで開催。2015年には復興バルとして東北3県飲み比べ、相馬買い物バスツアーも行いました。)
かながわ市民活動フェアで「東北グルメフェア」を開催したこともあります。多くのボランティアさんにお手伝いいただきました。
東北未来カフェは、東日本大震災の被災地の今を知り、明日を考える機会にしたい、という思いで、311ネットワークが2016年に開催。毎回ゲストを迎えて現状を知ることから始め、東北のおいしいものを堪能する時間としました。
「震災の記憶は風化していくものだと思います。『震災』を忘れないもありますが、人として『助け合う気持ち』も忘れないでほしいなと心から願います」という言葉が印象に残っています。
不定期ではありますが、映画会も開催してきました。「槌音」「ちかくてとおい」、「1/10 Fukushimaをきいてみる」等、「1/10 Fukushimaをきいてみる」は”チーム。よいしょ金太郎。”の皆さんとともに、定期的に開催していこうと考えております。
- 観光交流支援の活動