認定アドバイザーとして鶴見区にあるマンションに訪問しました。初回となります。
よこはま防災力向上マンション認定制度とは
横浜市では、新築・既存、分譲・賃貸に関わらず、すべてのマンション(共同住宅)を対象に、災害に強いマンションの形成と周辺地域を含めた防災力の向上を図るため、防災対策を実施しているマンションを「よこはま防災力向上マンション」として認定しています。認定取得を目指す管理組合等を支援するため、マンションの防災対策に関する知識や経験を持つ専門家団体等「マンション防災アドバイザー」を派遣しています。
マンションプロフィール
築36年・3~11階建・総戸数631戸のマンションです。緑が豊かな住宅街にあります。ペットと一緒に暮らせるマンションです。
新たな防災組織へ、設立準備が前進
今回は、新しい自主防災組織の設立に向けて、今後のスケジュールや必要な準備について確認しました。これまで検討してきた内容を整理し、設立までの流れを関係者で共有したことで、組織の立ち上げに向けた準備が整いつつあります。
今後は、役員の役割分担や活動内容を明確にし、設立後も無理なく継続できる運営体制をつくることが重要です。組織を立ち上げること自体を目的とするのではなく、地域の防災力を高めるために、どのような活動を行うのかを具体的にしていく必要があります。
認定取得を見据え、着実に実績を重ねる
防災に関する認定制度については、自主防災組織の設立時期を踏まえ、申請時期を少し遅らせる方針となりました。設立直後に申請を急ぐのではなく、まずは新しい体制で活動を始め、一定の実績を積み重ねたうえで申請することで、より実態に合った内容にすることができます。今後は、訓練や会議、住民への周知などを継続しながら、認定に必要な条件を一つずつ整えていくことが求められます。
高い参加率の先に見えた課題
実施した安否確認訓練についても振り返りを行いました。今回は事前の予告を行わずに実施したところ参加率は61.3%となり、多くの住民が安否確認に協力しました。地域福祉を担う関係者も積極的に参加しており、日頃からの関係づくりが成果につながったと考えられます。
一方で、無線機の電池切れや担当役員の人数不足など、実際に訓練を行ったからこそ分かった課題もありました。今後は、機材の事前点検を徹底し、役割を分担できる人員を確保する必要があります。さらに、災害時に活動する役員の安全を守るため、自治会以外の関係者にもヘルメットを配布することを検討し、より実践的な体制づくりにつなげていければと思います。


