【報告】7/21 災害ボランティア連絡会にて防災研修

港北区の災害ボランティア連絡会にて、防災研修とワークショップを行いました。

港北区災害ボランティア連絡会とは

災害時に港北区で被災者の支援をするため、ボランティアセンターを運営する団体です。日頃から地域でのつながりを推進しながら防災・減災活動を行ったり、販売活動などを通じて被災地の支援に取り組んでいます。今年度の活動目標の1つに掲げている「学ぶ・広げる活動の強化」の一環として、「マンション防災研修」のご依頼をいただきました。

戸建て住まいとマンション住まいが半々

参加されているみなさんは災害ボランティアの方なので、防災意識が非常に高いです抜かりのない対策を練っておられる方が多く(さすが!)、南海トラフ地震を想定した地震実験映像を流した際には、会場のあちこちから声が上がり非常に良い反応でした。

今回はマンション防災がテーマだったため、「マンションDIG」*をやっていただきました。マンション住まいと戸建て住まいの参加者が約半々でしたが、マンション特有の問題や対策・在宅避難については、戸建て居住者にとって初めて知ることばかりだったと思いますが、マンション居住者が直面している防災課題、災害時に直面する問題を知ることができる機会になったのではないでしょうか。

図面の「役に立つところ」にシールを貼る作業では、食料品を扱う店舗が多く選ばれましたが、それでも班ごとにそれぞれの個性あふれるものとなりました。みなさんも自由に発想を巡らせながら地図に向かい、とても楽しそうに取り組まれていました。「面白いからぜひ自分のマンションでもやりたい」という声が上がるほど好評でした。

*災害想像ゲーム「マンションDIG」とは

DIGとは災害想像ゲーム(Disaster Imagination Game)の頭文字で、マンションDIGは、マンションの敷地での災害を想像するワークです。大判のマンション平面図・立面図を広げて、自分の部屋や役員の部屋を確認します。電気室やエレベーター、階段などの設備を確認し、災害が発生したときにどこを本部にすればいいのか、停電対策で灯りが必要な場所はどこなのか、必要な機材は何なのか、それはどこで使用するのか、機材は充分用意されているのか・いないのか、機材の置き場所は適切なのか、などを考え、シールを貼りながら可視化していきます。ワークを通じて災害時を想像し、問題や課題を明確にし、対応を考え理解していただきます。

聴覚障がい者の方も参加

聴覚に障がいをお持ちの方4名、手話通訳者の方2名も参加されました。手話通訳者の方はスクリーンから離れた横に立って通訳していたので、参加者の方はうなづきながら手話を見ていましたが、同時にスクリーンを見ることは難しそうでした。

また、手話の理解レベルも人それぞれとのことで、あまり手話を読み取れず資料を見ているばかりの参加者も見受けられました。通訳が入っても提供した内容がひととおり伝わるとは限らないということがよく分かりました。

今回は聴覚障がいでしたが、最近は視覚に障がいがある方が参加されるなど、障がいをお持ちの方が参加するケースもあり、今後は増えていくことを想定すると、講師として研修の工夫が必要だととても学びの多い時間になりました。

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