9月24日に「より多くの方が関わることができるマンション防災」をコンセプトに、先進事例をご紹介・意見交換を通して、これからのマンション防災をみんなで一緒に考えていくシンポジウムが東京都港区で開催されました。
3つのプログラムのうちの1つは、マンション管理士でもあり、当団体の理事でもある坂井が『ルールとチームワーク!頑張り過ぎないマンション防災』についてお話しし、当団体代表理事の伊藤がファシリテーター兼司会進行を務めました。
プレゼンターの一人である東京電力の工事担当者の方がお話しされた「マンションの電気設備に対する水害予防と防災」では、災害対策にはそれなりに費用がかかるのでなかなか難しい上に計画的な対策が必要だと思いましたが、最近は都心部でも水害が発生しているので興味深く聞き入りました。
その他、坂井の担当した管理運営面からの防災、みなとBOUSAIプログラムによる女性参画で広がる柔軟性のあるマンション防災など、様々な観点とアプローチによるマンション防災に来場者の皆さんも真剣に聞き入っていました。
港区は約1,500棟、東京都内は約53,000棟のマンションがあります。マンション防災の関心の高まりと様々な視点でのアプローチの必要性を感じた時間となりました。