横浜市防災減災推進研修基礎編は町の防災組織向けの研修で「事前の備え」がテーマです。
関東大震災や東日本大震災の映像を見てもらい、「町の防災組織」について説明に続き、当団体講師による講義とワークショップを、7月1・3・15・19・29日・8月5日の6回行いました。
情報交換の時間では積極的に事例を紹介してくださったり、グループによっては海外の事例に触れることも出来たようです。救護の課題では戸惑う男性が多い印象を持ちました。「いざというときにけが人を放置できるのですか?」と問いかけたらフリーズしてしまいました。この課題については男性・女性で大きく差が出るように思います。
気になったのは、どの回もハザードマップの認知率が低く、ハザードマップを見たことのない方が多いこと。また自分の組織についての基本的な知識はこれからという方もおられたので、まずはそこからスタートして、今回の研修で得たものを加えて今後の活動に活かしていただければと思っています。
たくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。横浜市防災課職員の方の「研修を受けて自助・共助の要になってください」という言葉を大切に、各地域で防災の要になっていただければと強く願っています。
横浜市防災・減災推進研修の詳細は こちら