ファシリテーター養成講座第14期がスタートしました。
小田原会場で開催の今期は、小田原市をはじめ、茅ケ崎市、藤沢市、鎌倉市、海老名市等にお住まいの10名の方からお申し込みいただきました。すでに地域で活躍している方や自治会の防災担当の方など、若い活力に満ちた雰囲気もあり、前回横浜会場の第13期とは逆に、今回は女性比率の高い期になりました。
このメンバーで、これから4回に渡り学んで行くことになります。
防災計画がテーマとなる1回目は、防災教育事業、地域防災計画を学ぶ回となります。前半の、かながわ311ネットワークの事業内容の説明では、学校に防災教育を根付かせるためにどういった工夫をしているかなどを紹介しました。
後半の地域防災計画では、参加者の住む市の地域防災計画を見ながら、自分の住む街の防災や問題点を確認する作業を行い、意見交換をしたりしました。ちょうど、お住まいの地域の異なる方同士で意見交換できたので、それぞれ地域の情報から気づきが得らることも多かったようです。
参加者からは、
「普段知らないことが多かった」
「今まで考えてもみなかったような視点が得られた」
「地域防災計画をしっかりと読む良いきっかけとなった」
「次回以降のワークも楽しみ」
といったお声をいただきました。
また、休憩時間には、お住まいのマンションで防災意識が高まらないという課題感をお持ちの方とお話させていただきました。本講座は子どもたちに防災教育を行うためのファシリテーター養成を目的としていますが、その先の未来として、高い意識を持った子どもたちを巻き込むことで地域防災の活性化にも繋がるのではと思っています。
町の状況を知る事は、防災に取り組む上で非常に重要な第一歩となります。今回学んでいただいたことを、次回以降の講座へ生かしていただけたらいいなと思いました。
(記事担当:藤井江里 編集担当:鵜野朋子)
■講座概要■
講座名:防災教育ファシリテーター養成講座<初級編14期>
日時 :2023年8月5日(土)09:30-12:30
会場 :おだわら市民交流センターUMECO
参加者:10人
講師 :石田真実、山田美貴
サポート:防災教育ファシリテーター 藤井江里
統括 :石田真実