この度の地震で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
かながわ311ネットワークでは、関連団体と連携し、情報収集をしています。
現状としては、「現地からの要請に基づいて支援活動をする」という前提に基づき、以下の情報発信とガイドライン等の啓発を中心に取り組みます。
1.被害状況
(1)内閣府が被害状況について、速報を発表しています。
福島県沖を震源とする地震に係る被害状況等について 3月18日12時30分発表
(2)災害救助法適用(宮城県・福島県)
宮城県及び福島県では全自治体(宮城県35市町村、福島県59市町村)に災害救助法の
適用が決定されました。
令和4年福島県沖を震源とする地震にかかる災害救助法の適用について
2.災害ボランティアセンター設置状況
福島県、宮城県の一部で災害ボランティアセンターが設置されておりますが、市外・県外からのボランティア募集はありません。
最新情報は、下記『全国社会福祉協議会 被災地支援・災害ボランティア情報』のページをご確認ください。
◆全国社会福祉協議会 被災地支援・災害ボランティア情報
https://www.saigaivc.com/20220318/
3.被災された方に必要な情報
福島県では、屋根の被害も発生しているようです。悪天候により雨漏り等も心配ではありますが、屋根に上がるのは非常に危険です。震災がつなぐ全国ネットワークでは、屋根に上らずとも家財を守る方法を紹介しています。必要とされる方にこの情報を届けていただけると嬉しいです。
■ブルーシートを部屋に張る 自分でできる雨漏り対策
制作:NHK・協力:震災がつなぐ全国ネットワーク
https://www3.nhk.or.jp/news/special/suigai/video/461.html
4.コロナ禍における災害ボランティア活動
まん延防止等重点措置は先日解除となりましたが、感染予防対策は継続が求められています。もし、知人の伝手などで初めて災害ボランティア活動をされる場合は、活動先の社会福祉協議会やボランティアセンターの指示に従い、感染予防対策に取り組んでください。以下のガイドライン等を参考に、各自が十分に事前対策を講じた上で活動していただきますよう、お願いいたします。
◆JVOAD 災害対応ガイドライン等のまとめ
http://jvoad.jp/guideline/
◆全国社会福祉協議会 被災地支援・災害ボランティア情報 ボランティアのみなさんへ
https://www.saigaivc.com/volunteers/
5.支援の仕方いろいろ
(1)義援金
今回の地震では、住家被害のほとんどが一部損壊であり、被災者への金銭的な国の支援策はほぼなく、住宅の修理は多くの場合、被災者の個人負担になります。被災者の負担を少しでも減らず方法として「義援金」があります。義援金受付の情報が入り次第、お知らせします。
(2)産業・観光支援
いちご農家や漁業などの一次産業に加え、春の連休を控えた観光業にも大打撃を与えています。被災地の商品を購入したり、観光で足を運ぶことも支援の一つです。
◆山元のイチゴ農園 地震被害【宮城】(tbc東北放送)
⇒山元いちご農園では、イチゴ狩り用のハウスは給水設備の被災を免れ、通常どおり営業を続けているということです。山元いちご農園のいちご狩り
◆「このまま枯らすしかない」ハイシーズンなのに…イチゴ園も地震で被災《福島県相馬市・震度6強》(福島テレビ)
⇒福島県相馬市の『和田観光苺組合』では、残った苗で直売やいちご狩りを続けるとのことです。和田観光苺組合のいちご狩り
◆東北新幹線が一部区間で運転再開(福島中央テレビ)
⇒3月22日、那須塩原と郡山間、一ノ関と盛岡間で臨時ダイヤでの運転が再開しました。