この度の大雨で影響を受けられた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
かながわ311ネットワークでは、かながわ県民活動サポートセンター、神奈川県社会福祉協議会、神奈川県共同募金会と連携し、情報収集をし、県内での活動について検討しています。
現状としては、「現地からの要請に基づいて支援活動をする」という前提に基づき、以下の情報発信とガイドライン等の啓発を中心に、要請があれば現地に入れるよう体調の記録等をし、体制を整えています。
1.神奈川県内の被害状況
神奈川県災害情報ポータルに最新情報が掲載されています。
令和3年7月1日大雨警報2 による県内の被害状況 (第20報) 7月7日20時00分発表
(7月7日22時時点 概要)
◆人的被害
行方不明 1名
軽傷 1名
◆建物被害
全壊 1棟(小田原市)
一部破損 5棟(秦野市:1棟、中井町:3棟、葉山町:1棟)
床上浸水 4棟(平塚市:1棟、伊勢原市:3棟)
床下浸水 23棟(平塚市:9棟、伊勢原市:13棟、真鶴町:1棟)
◆その他被害(現在集計中)
〇 倒木 4件(横浜市:2件、三浦市:1件、湯河原町:1件)
〇 がけ崩れ 129件(横浜市:15件、厚木市:8件、南足柄市:14件、山北町:2件、松田町:1件、湯河原町:7件、茅ケ崎市:1件、真鶴町:2件、逗子市:1件、中井町:15件、葉山町:1件、伊勢原市:20件、小田原市:17件、平塚市:19件、三浦市:6件)
〇 ブロック塀等 2件(横浜市:2件)
2.神奈川県内の災害ボランティアセンター設置状況
神奈川県社会福祉協議会からの情報によると、神奈川県内で災害ボランティアセンターが設置される市町村はありません。通常のボランティアセンターでの対応となりますので、市外からのボランティア募集はありません。
3.被災された方に必要な情報
震災がつなぐ全国ネットワークが作成している「水害にあったときに」の冊子には、床下の泥だしの際の注意点や、被災した時に受けられる支援制度等が詳しく掲載されています。
下記ホームページからダウンロードできますので、身近に被災された方がいらっしゃれば、この情報を届けていただけるとありがたいです。冊子での配布をご希望の場合は、info@kanagawa311.net までご連絡いただければお送りいたします。
NHKのサイトに動画で紹介されていますので、そちらもご覧ください。
◆震災がつなぐ全国ネットワークHP
https://shintsuna.org/tools/◆NHK動画 水害から命を守る 浸水した家屋の片づけと掃除のしかた
4.コロナ禍における災害ボランティア活動
緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が取られる中、県外や市外への移動の自粛が求められています。もし、皆様のお住まいの地域で活動される際には、活動先の社会福祉協議会やボランティアセンターの指示に従い、感染予防対策に取り組んでください。以下のガイドライン等を参考に、各自が十分に事前対策を講じた上で活動していただきますよう、お願いいたします。
◆JVOAD 災害対応ガイドライン等のまとめ
http://jvoad.jp/guideline/
◆全国社会福祉協議会 被災地支援・災害ボランティア情報 ボランティアのみなさんへ
https://www.saigaivc.com/volunteers/