横須賀私立幼稚園協会研修事業部からご依頼いただき、3回研修のうち、第1回「ハザードマップで園の災害リスクを知る(DIG)」と第3回「災害発生時を想定し、自分たちの行動をイメージする」を担当しました。
会場と各園をオンラインで繋ぎ、会場から講師はZoomを通じてDIGの説明や作業指示を出す、という新たな取り組みでした。

園の防災~大切な命を守るために~
・園防災の視点からハザードマップを読み解き自園の防災リスクを知る
・自園の安全対策と様々な場面での行動を考える
・子どもと共に防災に対する意識と行動を身に付ける工夫を知る


■参加者の声
- 災害時の具体的な対応が、わかっていたつもりが、職員全員の認識が、一致していないことがわかった。マニュアルを作るだけではなく、それを実際にどうやってこなしていくかが、大切だと感じた。
- 地震・津波・土砂災害・洪水、すべての災害が自分の働いている園の地域で起こる可能性があるということや、ビデオを見て改めて災害の怖さを感じました。
災害が起きた時にどう行動するか、どう安全確保をとるか等を事前によく考えておくことの大切さを学びました。
■今後に活かしたいこと
- もしもに備えるためには、定期的に様々な災害を想定した避難訓練を行う。
子どもたちに災害(地震、津波、台風、火事等)をわかりやすく紙芝居や絵本を使って伝える。そして年齢に応じて、話し合う時間を設ける。
停電が起きたときに使える、ペットボトルと懐中電灯を使ったペットボトルランタンや、新聞紙を使った防寒対策等、身近なもので作れる簡単な製作を取り入れてみる。 - 今までも 避難訓練は重ねてきたが 晴れている日に 行っている。
今回の研修で 雨の日 また 季節 時間により 対応が異なることを 痛感した。
更に その意識が 他の先生にもあるかというと 疑問もあり みんなで同じ意識を持つことが 大事だと思った。
また 東日本大地震も 未経験の先生が増えているなか 話し伝えていくことも必要なのかとも 感じた。まずは 自分の出来ることから 行っていきたい。
■講座概要■
講座名:横須賀市立幼稚園協会
日時 :2020年11月4日(水)、12月16日(水)15:00~17:00
会場 :横須賀三浦教育会館 、オンライン併用
参加者:35人
講師 :石田真実
サポート:防災教育ファシリテーター 髙石祐次 谷本恵子 涌田亮一
【エリア】戸塚、鶴見、相模原